中央大学による、教職員向けに作られた「こんな生徒がいたら」をテーマにしたQ&Aコーナーが話題を呼んでいます。
注目されるきっかけとなったのが、X(旧Twitter)ユーザーの「どあぬーぶ」さんが投稿したこちらのポスト。
当局のここすきポイント pic.twitter.com/ecr46tfL1q
— どあぬーぶ (@danoob_777) February 3, 2025
「当局のここすきポイント」として載せられたのが、中央大学のWebサイトに掲載されている教職員向けのQ&Aコーナーの一部をスクショした画像。
「こんな生徒がいたら」をテーマにさまざまな相談に対して対処法やアドバイスが書かれています。
どあぬーぶさんが載せているスクショには「お酒を飲んで授業に来ている学生がいます。赤い顔をしていて、日によっては明らかにお酒の匂いがします。周りの学生への影響も気になりますが、何か問題を抱えているのでしょうか?」という相談が。
対処の仕方が少々難しそうな問いに対して中央大学は、「大学生ですから、サークルや友人と飲みに行って朝まで飲んでいたということもあると思います。また、恋愛などでうまくいかず、ヤケ酒を飲むということもあるでしょう。」と回答しています。
大学生である生徒達の事情を汲み取ってくれています…優しいなぁ。
その上、「明らかにお酒の匂いが強いときには、率直に飲酒について尋ねた方がいいと思います。『何時まで飲んでいたのか』『どのくらいの量を飲んだのか』『誰と飲んでいたのか』などの詳細を確認していくといいでしょう。」と具体的な対処法まで提案してくれています!
また、「学生相談室には精神科の医師もいますので、状態によっては繋いでください。アルコール依存症の傾向が強く認められれば、専門の医療機関への紹介なども可能です。」と医療機関を繋いだサポートまで担ってくれるとのこと!
生徒達の私生活を尊重しながら、いざというときは大学側もサポートしていくという姿勢に強い責任感を感じます…!
引用ポストやコメント欄では「道徳の教科書すぎる」「これが『行動する知性。』」「すげー良い大学じゃないすか」という賞賛の声が多く寄せられていました。
この他にも、「人前で話すのが苦手な学生がいたら…」「グループ活動がうまくいかずに苦しんでいる学生がいたら…」などの相談に対して、生徒達にしっかりと寄り添うような回答が書かれているので気になった方はぜひ覗いてみてください。