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突然の愛車との別れと私の車騒動~後編~

2024年夏、予定外の車の購入を迫られ、時間がない中バタバタと準備し、結局新車を18年ぶりに買いました。前編では、突然の愛車との別れや車選びなどをお伝えし、「次もSUVに乗りたい!」と気持ちが固まった所までお伝えしました。
※過去記事→「突然の愛車との別れと私の車騒動~前編~」

今回は、SUV・カーリースの車選び、担当者さんとの別れ、ついていけない新車の機能など、後編をお伝えします。

SUV・カーリースの車選び

前編で「やっぱりSUVが好き!」という結論に達し、ここから車探しが始まります。大きさ・形は決まりましたが、そこからどのSUVにするのか、また新車・新古車・中古車どれにするのか、選択肢の絞り込みはなかなか難しかったです。
もちろん、この度手放すことになった「日産・エクストレイル」という選択もありました。ぶっちゃけ、とても気に入ってたので、次エクストレイルも全然ありでした。むしろ、お金の心配をしなくていいのであれば、エクストレイル一択なくらいLOVEでした。でもさすがに新車は資金準備がすぐにはできず、エクストレイルなら新古車か中古車になるんですが、これまで懇意にしてもらっていたディーラーの担当さんにも色々と探してもらいましたが、なかなかいい出会いには恵まれませんでした。

車探しは並行してもう一軒、カーリース専門店にも相談していました。こちらは、様々なディーラーの車種を取り扱っていて、とにかくたくさん比べることができるのが良かったです。全ての車が展示してあるわけではないので、カタログなどで様々なSUVを提案してもらいましたが、とにかく担当さんの知識が豊富で、ディーラーごとのSUVの特徴や、私たちのライフスタイルや予算に合う車を、アドバイスして頂けました。

結局、私たちが選んだのは、コンパクトSUVの「ホンダ・ヴェゼル」という車です。そして、急な車購入で資金も豊富に準備できなかったので、カーリースと言う7年目までの車検や自賠責・オイル交換や自動車税も全部込々のフラット7(セブン)というプランで購入することにしました。これに含まれないのは任意の自動車保険ですが、それを差し引いても月々の出費が定額にできるのは魅力的でした。

担当者さんとの別れ

今回の車騒動で最も辛かったのは、これまでお世話になっていたディーラーの担当者さんとの別れでした。いつも細やかに連絡をくれたり、オイル交換や車検の際は丁寧な接客をしてくれたりと、本当にいい人だったので、できれば次もこの人から車を買えればと思っていたくらいです。
しかし正直なところ、今回の不具合などからもメーカーを思い切って変えてみようと思ったのも事実で、別のディーラーで車を買うことにしましたとお伝えするのが、本当に辛かったです。
普段はとっても明るい方で、電話でお伝えしたところ、今までに聞いたことないくらい悲しそうな声で対応され、でも参考までにどの車種にされたのか教えて頂けますか?と聞かれたので正直にお答えしました。
すると「そのお車に、私どもの車が勝てなかっただけです。とてもいい車だと思うので、安全運転でお過ごしください。ぜひまた機会があれば日産を選択肢に入れて頂ければ幸いです。」と、テンプレなのかもしれませんが、立派な別れの言葉だと思いました。

ついていけない新車の機能

無事に契約とその後の納車も済み、いよいよ新しい車との生活が始まりました!

「ホンダ・ヴェゼル」は、2024年4月にマイナーチェンジしたばっかりのコンパクトSUVで、車買ったあるあるなのかもしれませんが、乗り始めてからよく見かけるようになりました。それもそのはず、2024年上半期のSUV新車販売台数第1位だったのです!その内の1台に我が家も入っていると思うと、よく見かけるのも納得です。

前の車がエクストレイルだったので、車高や室内空間も一回り小さくなったなと印象を持ちましたが、私身長が158㎝なので、むしろ大きすぎずちょうどいいタイプなのかなと思います。
現在、乗り始めて8ヶ月経とうとしていますが、最初の頃は様々な便利な機能を使いこなせず、バタバタしていました。

まず慣れなかったのがライト。これまでは、ライトは通常とハイビームの二つしかなく、切り替えももちろん手動でシンプルなものでした。しかし、なんとここに「オート機能」が付いてまして、対向車などを感知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるのです!今までは手動で切り替えていたので、その癖でオートを解除したままハイビームで走ってたら対向車からパッシングされたり、表示にオートのAと出ていれば問題ないのですが、視覚的にも操作的にも慣れるまで1カ月ぐらいかかったと思います。

他にも、オーディオ機能はこれまでCD・DVDも再生できたし録音できるHDDだったので、そこから選んで再生していたのですが、最近の車にはそのような機能はなく、Apple CarPlayを勧められました。専用のプラグをオプションで付けないといけませんが、ケーブルで自分のiphoneを繋ぐと、SpotifyやGoogleMapなども表示、画面で操作できます。純正のカーナビは、もはや必要ない時代なのかもしれません。

他にも、ブレーキペダルから足を離しても車を停止状態に維持する機能のオートブレーキホールド(慣れるまで怖かった・・・)や、キーレスもこれまではドアノブのボタンをポチっと押して施錠・解除していましたがドアノブを掴むだけで解除されたりなど、歳のせいかなかなか適応できず、半年以上たってやっと乗りこなせるようになりました。


車って人生の中でそう何度も買う機会がないだけに、今回のように時間に追われ色々と決断しないといけないのは地味にきつかったですね。でも、苦労した分今は快適なカーライフを送ってます。
あまり参考にはなりませんが、こんな車選びもあるんだと思って頂ければ幸いです。

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