もうすぐ母の日です。最近「母の日」絡みの広告などをよく目にしますが、こんなサイトを見つけました。油断すると涙腺崩壊してしまいますので、ここからは覚悟して読んでください。
このサイトは、天国のお母さんに宛てた手紙の内容をオンラインで展示するもので、株式会社むじょうが企画しています。そのプロジェクトメンバーであり、東京藝術大学大学院に所属する中澤希公さんは、14歳のときに母親を乳がんで亡くしています。その経験をもとに、同様の経験をした人から亡き母への手紙をオンラインで募集する「死んだ母の日展」を、5月の母の日に合わせて2022年から毎年開催。これまでに約2,000通の手紙が集まり、多くの人の共感を呼んできました。
三和物産株式会社
サイトを訪れてみると、このように、母を亡くした当時の年齢とお母様の享年が封筒に記されていて、順番は自由に開くことができます。
6歳で26歳のお母さんとの別れもあれば、65歳で93歳の母との別れなど、どれも涙なしには読み進められない手紙ばかりです。
三和物産株式会社
様々な死生観に触れられるだけではなく、今自分自身の日常がいかにありがたいものか、再確認させてくれます。
是非一度、母の日を前にサイトを訪れてみてください。
死んだ母の日展