![asology[アソロジー]](https://asology.org/common/img/logo.svg){kind=logo}
今年の春に新しく始まったTBSラジオの新番組「芹ゆう子 お気づきかしら（仮）」をご存知ですか？とても一言では説明ができないキャラ設定と、コンプライアンス重視のメディアにおいてある種の挑戦・挑発にも取れる強気な発言が繰り出す、一度聴いたらクセになる番組です。
今回は、この「芹ゆう子 お気づきかしら（仮）」について、詳しくご紹介します。
芹ゆう子とは？
プロフィール
大正12年生まれの103歳。宮城県で芹専門のフリーアナウンサーを務め、満州出身で森繫久彌さんと共演、キューピー3分クッキングの立ち上げにも関わったこともあるとか。
もともと、2023年1月にTBS朝の番組『THE TIME,』の宮城県・名取市での生中継コーナーにおいて、大雪のため安住紳一郎アナが現地に到着できない可能性があった際に、急遽登場したキャラクターです。
安住アナが打ち合わせで描いた落書きを元にペープサート（棒に絵を張り付けた道具）を作り、安住さんがボイスチェンジャーで声を変え電波に乗った芹ゆう子。このユニークなキャラクターが視聴者の間で話題となり、その後も度々番組やインスタライブに登場するようになりました。
演じるのは安住紳一郎アナ
前述したように、芹ゆう子は安住紳一郎アナが演じています。ボイスチェンジャーで声は変えているものの、大正生まれの設定なのでちょっと古めかしい言葉遣い、そしてたまに見せる毒舌など、安住アナの闇やブラック安住と評されるユーモアたっぷりのキャラが愛されています。
時折、ボイスチェンジャーの声が聞き取りづらいとクレームも入るようですが、個人的にはこの声も含めての芹ゆう子さんなので、毎回楽しませてもらっています。ちなみに、声については、先日開催された『THE TIME,』のインスタライブで宇賀神メグアナウンサーが「笑うと中の声が貫通してくる」と表現したのはナイスでした！芹さんの高笑いが特徴的なんですが、その時に音程の関係か、安住アナ本人の声が結構目立つんですよね。
2025年4月ラジオ番組スタート！
番組名は「芹ゆう子 お気づきかしら（仮）」
これまでは、初登場した番組「THE TIME,」や番組のインスタライブを中心に出演してきた芹ゆう子さんですが、今年の2月に安住アナが担当するTBSラジオ『日曜天国』では、「芹さんのオファーがちらほら来ている。」と発言し、春の番組改編期に伴い芹さんの“新番組”の可能性を言葉にしていました。
更に、翌3月のラジオ番組では、正式に2025年4月6日から、日曜の朝5時5分から5時15分の10分間のラジオ番組「芹ゆう子 お気づきかしら（仮）」を放送すると発表！
そして、公式Xも開設されました！
TBSラジオ📻4/6（日）スタート！
◇━🌸日曜朝5:05～5:15🌸━◇
芹ゆう子 お気づきかしら（仮）◇━━━━━━━━━━━━━━◇芹ゆう子です。
日曜朝５時から失礼こきます。
みなさん、お気づきかしら？https://t.co/1gmegWZGWC#seri954 #芹ゆう子#nichiten #TBSラジオ pic.twitter.com/aiSDezE6Ox— TBSラジオ 芹ゆう子 お気づきかしら（仮） (@seriyuko954) March 23, 2025
番組内容については「時代を超えて、コンプラの波をすり抜け、歯に衣着せぬトークをお届けします。時に愚痴、時に説教、時には素敵な音楽を。朝の5時から失礼こきます。みなさん、お気づきかしら？」と紹介され、芹ゆう子ファンはこの春4月6日を心待ちにしていたのでした。
4月6日放送 第1回「TBSラジオ 春の改編に思うこと」
そしていよいよ放送開始となった「芹ゆう子 お気づきかしら（仮）」。4月6日の第1回の放送で明らかになったのは、なんと安住紳一郎アナが一人二役を演じるというスタイル！
まず、「おはようございます、TBSアナウンサー安住紳一郎です。」と安住アナとして登場し、お天気に触れ、そして「TBSラジオもこの4月、新番組がいくつかスタートしています。今日は、テレビ・ラジオの世界で長く活躍してこられた芹さんに、TBSラジオの新番組についてお話を伺ってまいります。」と自ら芹さんへの振りをしています。
芹さんのラジオ番組での第一声は「お初にお目にかかります、芹でございます、芹ゆう子と申します。ゆうは平仮名、子は漢字でお書き頂きたいと存じます。何だか、特殊詐欺みたいな声していますけれども、何も振り込まなくていいんです、アハハハ・・・・！もういきなりびっくりビックリマンチョコ。ちゃんとお菓子は食べてください、社会問題になります、アハハハ・・・・！」と、高笑いも初回から飛ばしています！
しかも、この回ではTBSラジオ朝の帯番組について触れ、「生島ヒロシさんの番組も長く続きました。私も聴いてましたよね。いい番組だったのに、なんか急に終わっちゃって、色々事情あるみたいだけど、私もねニュース見ましたけれども、あんまり生島さんの話はしちゃいけないっていう空気をヒシヒシといま感じていますから、ごめんあそばせ。」と、この生島ヒロシさん発言についてはネットニュースにもなっていました。正直ヒヤヒヤしたのですが、何を隠そう安住アナはTBSにおいて、コンテンツ戦略本部 アナウンスセンター 役員待遇 エキスパート職という相当な地位を持っています。きっとその役職だからこその芹さんの大胆発言が実現するのかななんて思っております。
何だかずっと芹さんについて語ったせいか、少し芹さんの口調が移っているような・・・。まだまだご紹介したいことがあるので、続きは後編で！失礼こきました！
