1. 巧妙化するSNSでの違法薬物売買
近年、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS、匿名性の高い通信アプリを利用した違法薬物の密売が深刻化しています。これらは一見すると日常的な絵文字や無害な言葉(隠語)を使ってやり取りされるため、周囲が気づきにくいのが特徴です。
警視庁の公式SNSや広報では、これらの犯罪から身を守るために、実際に使われている隠語のリストを公開し、注意を呼びかけています。
2. 【一覧】警視庁が解説する主な隠語と絵文字
密売人が検索避けや摘発逃れのために使用する代表的な例をまとめました。
| 種類 | 主な隠語 | 使用される絵文字 |
| 大麻 | 野菜、草、クサ、チョコ、ブリ | 🥦(ブロッコリー)、🌿(ハーブ)、🍁(もみじ) |
| 覚醒剤 | 氷、アイス、スピード、冷たい | ❄️(雪の結晶)、🍦(ソフトクリーム)、💎(ダイヤ) |
| コカイン | パウダー、雪、白 | ❄️、☃️(雪だるま) |
| MDMA | 罰(バツ)、バツ、キャンディ | 💊(カプセル)、🍭(キャンディ) |
3. なぜこれらの情報を知っておく必要があるのか?
ウェブメディアの運営やコンテンツ制作に携わる私たちは、日々多くの情報に触れます。しかし、こうした隠語は「知らなければ見過ごしてしまう」ものです。
例えば、お子さんのSNS画面に不自然に「ブロッコリー」や「アイス」の絵文字が並んでいたり、「手押し(対面手渡しを意味する隠語)」といった言葉が出てきたりした場合、それは危険なトラブルの入り口かもしれません。情報をアップデートし続けることは、自分自身や大切な人を守るための「防犯リテラシー」に直結します。
4. 犯罪に巻き込まれないための対策
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知らないアカウントからの勧誘は無視:美味しい話や「合法」を謳う誘いには絶対に乗らないでください。
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不審な投稿の通報:隠語を使った売買と思われる投稿を見つけた場合は、各プラットフォームの通報機能を利用しましょう。
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公的機関への相談:もし不安なことがあれば、警察の相談専用電話(#9110)などを活用してください。
5. まとめ:正しい知識が防犯の第一歩
警視庁がこうした情報を公開している背景には、若年層への薬物浸透に対する強い危機感があります。絵文字という親しみやすいツールが犯罪に悪用されている現状を正しく理解し、安易な気持ちで手を出さない、関わらないことが重要です。
【vsリアル刑事】警察官なら分かって当然?薬物クイズ【メトポリ】
警視庁から、SNSにおける違法薬物の売買に注意を呼び掛ける動画が5月17日に公開され、SNSなどに表示される絵文字から当てはまる違法薬物を当てるというクイズが出されました。あなたにはわかりますか?
公開された動画
【vsリアル刑事】警察官なら分かって当然?薬物クイズ【メトポリ】
コカインを表す隠語は何でしょう

警視庁公式チャンネルより抜粋
正解は「クラック」もしくは「ホワイト」でした
コカインを表す絵文字はどれか

警視庁公式チャンネルより抜粋

警視庁公式チャンネルより抜粋
正解は自転車の絵文字であり、理由はコカインが隠語で「チャリ」と呼ばれているから。
ちなみに候補となった絵文字はすべて隠語であり、こうした絵文字がSNS上に出てきた場合は、「違法薬物の取引を疑った方がいいかもしれない」とのことです。
https://youtu.be/jM-gkClIYNU?si=NFulvNC7254QWuMP
詳しくは警視庁の「違法薬物について」を御覧ください。