代表作『漂流教室』などで“ホラー漫画の神様”と呼ばれ、また『まことちゃん』でギャグの才能も発揮し、昨年10月に88歳でこの世を去った楳図かずおさん。今回、角川ホラー文庫から2冊同時発売となった「ゾク こわい本」シリーズは、楳図かずおさんが生前、収録作品やシリーズ名も決めるなど、まさに最期に企画・監修したコミックスです。

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小学生の時に読んだホラーマンガと言えば「つのだじろう」か「楳図かずお」だった世代の私にとっては、この表紙を見ただけで背筋がゾクゾクします・・・。
多分、今の子どもたちが読んだらとても衝撃的な内容だと思いますが、こうやって昔の文化、習慣、風俗も学ぶのはとても貴重な経験だと思います。(私にとっての「はだしのゲン」的な・・・)

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残念ながら、刊行を見届けることなく楳図かずおさんは亡くなられ、巻末企画に予定していた作品解説は叶わなかったそうですが、中野晴行氏による巻末解題に加え、特別企画・UMEZZ写真館として青年時代のレアでチャーミングな楳図かずおさんの写真、UMEZZアートギャラリーとして単行本未収録の美麗な扉絵が収録されているということです。
また、今後は2026年1月までにかけて、全10巻が刊行されるということで、「ゾク こわい本」シリーズ1~10巻をリアル書店で購入し、購入レシートをKADOKAWAアプリに投稿した応募者全員に、「楳図かずお追悼メモリアル色紙」(似顔絵付きの複製サイン色紙)がプレゼントされます。

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今年の夏も猛暑が見込まれていますので、是非「ゾク こわい本」シリーズで楳図かずおさんの恐怖と妄想の世界から、涼をとってみてはいかがでしょうか?