世界でもっとも大きな「花」🌷ショクダイオオコンニャクもうすぐ開花。

ショクダイオオコンニャクがまもなく開花

茨城県つくば市の国立科学博物館 筑波実験植物園で、世界で最も大きな「花」のひとつ、ショクダイオオコンニャクが7月上旬ごろ開花する見込みです。
実験植物園でショクダイオオコンニャクが開花するのは、2023年以来2年ぶり8回目で、この個体が開花するのは2回目です。前回の開花を見逃された方には朗報ですね。

© 2012 National Museum of Nature and Science

ショクダイオオコンニャク

ショクダイオオコンニャクは、スマトラ島(インドネシア)の限られた場所に生えるサトイモ科の絶滅危惧種です。「花」(植物学的には花序=花の集まり)は高さ3メートル、直径1メートルになるものもあり、世界でもっとも大きな「花」をもつ植物のひとつとされています。また、開花後は独特の強烈な悪臭を放ち世界でもっとも醜い花とも呼ばれています。

「開花するのは、2023年5月19日に咲いた個体(2号)で、2023年に続き2回目の開花となります。「特設ホームページ」で紹介しておりますように、この植物のおもしろさは成長のプロセス、つまり日々大胆に変化する花芽の形とサイズにあります。」とのことです。

© 2012 National Museum of Nature and Science

和名:ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)

学名:Amorphophallus titanum

科名:サトイモ科

分布:スマトラ島(インドネシア)の熱帯雨林

花序の最大のサイズ:高さ 3.1m(ギネス世界記録)、直径1m

(註)ショクダイオオコンニャクの「花」は正確には花序(花の集まり)で、例えばヒマワリの花と同じ

© 2012 National Museum of Nature and Science

展示

7月2日(水)より熱帯雨林温室前にて、ショクダイオオコンニャクの解説や過去の開花の様子をパネルで紹介されています。また人工的に合成した花の匂いの体験ができますので、併せてお楽しみいただけます。(注意:開花日が判明後、改めてお知らせがあります。)

特設ホームページ

成長の様子を写真で確認することが出来ますので除いてみて下さい。

https://tbg.kahaku.go.jp/news/konnyaku/

 

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