“モキュメンタリーホラー(ドキュメンタリー風に制作されたホラー作品)”動画を公開しているYouTubeチャンネル「フェイクドキュメンタリーQ」。ホラー好きな筆者が、このチャンネルのおすすめ回をご紹介していきます。
隠しリンク
今回ご紹介するのは、「隠しリンク」。昔ながらの「個人制作サイト」を舞台にしたホラーです。
冒頭は、2人の男性が配信するポッドキャストから始まります。
2017年11月30日に配信されたそのポッドキャストでは、配信者の1人が大学の同期の結婚式で会った、「カメヤマ」の高校の話に。
高校の同窓会の委員であるカメヤマは、同窓会のホームページ管理を任されているようで、そんな彼が3年後輩女子の訃報を受け取るのですが、受け取ったカメヤマは、その後輩女子がどんな子なのか気になり、ホームページに掲載されている卒業生一覧のページを見て、隠しメッセージの存在に気づきます。
▼本編はこちら
隠しメッセージを見ると、そこにはひとりひとりの氏名と写真に映っている位置、そしてその人に対する罵詈雑言が全部の写真に書かれていました。
配信者によると、このホームページは先生だけでなく色んな人が管理用パスワードを知っていて、パスワードなんてあってないようなもの、らしい。
そんな雑すぎる管理体制なら、こんなことされてるのも仕方ない気がしますがそれは一旦置いといて、一体誰が書いたのか・・・。

ちなみにカメヤマはこのあとも「まだ何かあるんじゃないか」と思い色々探してみたんだそう。すると同窓会の様子を撮影した写真と同窓会の出席者一覧を発見。下へスクロールしていくと、なんでもない空欄にカーソルを持っていった時、カーソルが「指」に変わった、つまりクリックできるところを見つけたそう。
恐怖の1分43秒
空欄をクリックすると「コウカ」というタイトルの音声ファイルが出てきます。
ここからがめちゃくちゃに怖かった・・・!
音声ファイルを再生すると、綺麗だけど少し不安定なピアノの音色に、複数の男女のうなり声や喋り声のような声が流れます。なんて言ってるのか知りたくて巻き戻して聴こうと思ったんですが、本当に気持ち悪くて諦めました笑
不気味さ満点で一気に鳥肌がたった瞬間でした。
隠しリンクを追っていくと
音声ファイルの次ページに進むと、「この人たちを探しています」という真っ青な背景のページに。
どんな顔なのかわからないくらい解像度の低い写真や不安になるサイズ感の男性など不気味さが際立っています。
さらに次へ進むと、今度は掲示板サイトに飛びました。遺体の処理方法のような明らかに不審な投稿ばかりでまさに“闇掲示板”。
そこからはてなマークが16回続き、現れたのはダウンロードリンク。クリックすると「キムラヒサコ.zip」というファイルがダウンロードされました。怪しさしかありませんが、パスワードロックされたそのzipファイルを解析ツールで読み込むと、女性が笑顔で映った写真が。ファイルの更新日時は「1993/07/26」。なんとなく心霊写真っぽく感じますが、そこに関してナレーションでは一切触れることなく、調査者によって隠しリンクの数が6,000を超えたという情報だけを残して動画は終了します。
色んなことが疑問だらけですが、私としては6,000回も隠しリンクをクリックして数えてることに驚きました笑

音声ファイルや隠しリンクの意味
この動画にもコメント欄に沢山の考察が書かれています。
「コウカ」、標的になった人達の声の合成音説。殺される直前の音声をまとめたもので、既に瀕死だから呂律が回らずに呻くことしか出来ない。終盤で「ころさないで〜」と聞こえるのもその為。………ってのはないかなぁ。
隠しリンクを「16」見つけたら画像に辿り着いたとあるが、地獄って階層を大きく分けると八熱地獄と八寒地獄ある。これを足すと「16」となる。16層降りた先で見つかった画像のリンクから飛ぶと、黒い画像が続き未だにリンクの果てが見つかっていない。これは地獄の最下層の「無間地獄」の再現ではないだろうか。そこに至るまでになぜ行方不明者のページがあったのだろうか。地獄での人探しを依頼されているような気がする‥
など、興味深い内容のものが。
また、「これ見て、テキスト系サイトにこういう変なリンク入れてるとこあったなとか、こういう意味深なホラーサイトとか多かったなとか、すごく懐かしくなった」「大昔HTMLでHP作ってた者としては隠しリンクや隠しメッセージなんて聞いただけで未だにワクワクしてしまう」といった古のインターネットに懐かしむ声も寄せられていました。
もし観られる際は、夜中は避けることをおすすめします。