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ポッドキャスト組が語るTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』Vol.5空港で思い出す神回「魔性の館内放送」

TBSアナウンサーの安住紳一郎さんが2005年4月からパーソナリティを務める毎週日曜日10時から放送のTBSラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(以下「にち10」)。残念ながらTBSラジオの電波が届かない地域に住んでいるため、普段はポッドキャストで楽しんでいます。F2層(35歳~49歳 女性)の私が愛してやまない「にち10」のエピソードを紹介していくシリーズです。

今回は、今年の夏休み、久しぶりに飛行機に乗ったら思い出した神回「魔性の館内放送」をご紹介します。

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神回「魔性の館内放送」

2009年11月15日放送、番組のオープニングトークで安住さんが取り上げたのは、航空会社のオーバーブッキング時に流れる館内放送。仕事柄よく出張に行く安住さんが、空港で遭遇した実際のエピソードです。

『1467便は、現在満席以上のご予約をいただいております』で始まった館内放送、続いて『次の便に搭乗予定を振り替えてくださる方を募集します』みたいな内容が。そこから始まる、空港待合室での様々な人間模様を、まるで落語家のように語ります。

オーバーブッキングを知らされても、譲る気持ちなど微塵もない「我関せず」を決め込んでいる利用者が、続く『マイレージ7500マイルもしくは現金1万円を協力してくださった方には差し上げます』という言葉にざわつき始める様子や、出張に慣れているサラリーマン達はまるで百人一首競技のように、アナウンスのどの言葉が言われれば報酬のお知らせかが分かり、その時点でカウンターに駆けつけるというスポーツ実況のような描写、更には、オーバーブッキング報酬制度にも様々なタイプがあり、それにどう備えるかのアドバイスが的確で秀逸です!

極めつけは、変わった路線を乗り継ぐタイプの振り替え便で発生する乗り物オタクたちの表現が面白すぎる!このオタクの描写については、アシスタントの中澤有美子さんのファン・通称「ユミタソファン」を再現する時にもよく用いられるのですが、それはまたの機会にご紹介します。

この、安住さんの“日常の違和感”をキャッチするアンテナの広さと、その場の状況を鋭く分析し思わずうなずいてしまう言葉で表現する再現力が織りなす、放送から15年以上経っても色褪せないまさに神回です。ぜひ、お聞きください!

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