TBSアナウンサーの安住紳一郎さんが2005年からパーソナリティを務めるラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』。毎週日曜日の放送を楽しみにしているリスナーも多い人気番組です。
私はTBSラジオの放送エリア外に住んでいるため、主にポッドキャストで聴いています。特に35〜49歳の女性リスナー層(いわゆるF2層)に支持される理由がよく分かる、知性とユーモアにあふれたトークが魅力です。
このシリーズでは、私自身が何度も聴き返した「にち10」の印象的なエピソードを紹介しています。
今回は、ハロウィーンの季節になると思い出す2018年10月28日放送回(ポッドキャスト配信は12月2日)の「ハロウィーンに関するあれこれ」を取り上げます。
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安住さんの本気すぎる仮装エピソード
番組冒頭では、ハロウィーンの仮装について話題が広がりました。
安住さんは当時担当していた音楽番組で、急きょ「ウォーリー」の仮装をすることになったそうです。
さらに前年には、黒柳徹子さんとの共演で仮装企画に参加。徹子さんがお姫様役だったため、安住さんはなんと「バカ殿」に扮したと語っていました。
このバカ殿の衣装がかなり本格的だったそうで、衣装スタッフやメイクスタッフが気合いを入れて準備。カツラなども「本家が使っていてもおかしくないレベル」と感じるほど完成度が高かったとのことです。
アナウンサーという堅いイメージとは対照的に、与えられた役割には全力で取り組む安住さんらしさが伝わるエピソードでした。
【音声あり】
TBSラジオクラウド
「ハロウィーーンで私はまっすぐ泳いでいるんだよ(2018年10月28日放送)」https://t.co/IAJPRDjTYn #nichiten #安住紳一郎 #中澤有美子 #バカ殿 pic.twitter.com/iodZSXpjyf— TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国 (@nichiten954) December 2, 2018
なぜ「ハロウィーーン」と発音するのか

今回の放送で特に印象的だったのが、「ハロウィーン」の発音に関する話です。
一般的には「ハロウィン」と発音する人も多いと思います。
しかし安住さんは、あえて「ハロウィーーン」と長めに伸ばして発音しています。
その理由は、放送業界では語源や発音の基準を踏まえ、「ハロウィーン」と表現することが基本になっているからです。
もちろん普通に「ハロウィーン」と発音すれば十分なのですが、世の中には「ハロウィン」という言い方も広く浸透しています。
そこで安住さんは、
「私は放送人として語源に忠実な発音をしています」
という意思表示を込めて、あえて強めに長めに「ハロウィーーン」と発音しているのだそうです。
「面倒くさい人」ではなく、まっすぐ泳いできた人

この話の中で安住さんは、自分のことを「面倒くさい人だと思われている」と冗談交じりに語ります。
しかし本人としてはそうではなく、田舎育ちの純朴な青年が放送業界のルールや文化を学びながら、その世界で誠実に泳ぎ続けてきただけだと説明していました。
発音ひとつにも理由があり、自分なりの信念がある。
それを貫いた結果として、「面倒くさい人」に見えることもある。
そんな安住さんの仕事観や職業意識が垣間見えるトークでした。
だからこそ、この回の本当のテーマは「ハロウィーンの発音」ではなく、
「私はまっすぐ泳いでいるんだ」
という安住さん自身の生き方だったのかもしれません。
まとめ
この回では、仮装の裏話で笑わせてもらいながら、最後にはアナウンサーという仕事への誇りや信念について考えさせられました。
特に、少し声のトーンが上がり、熱量たっぷりに語る“フルスロットルの安住さん”は必聴です。
ハロウィーンの季節が来るたびに、私はこの放送回を思い出します。
そして毎年心の中でこうつぶやくのです。
「ハロウィーーーン」と。