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【フェイクドキュメンタリーQ】引きこもり歴35年の女性に密着したドキュメンタリー「ノーフィクション」が不穏すぎる

モキュメンタリーホラー(ドキュメンタリー風に制作されたホラー作品)”動画を公開しているYouTubeチャンネル「フェイクドキュメンタリーQ」。ホラー好きな筆者が、このチャンネルのおすすめ回をご紹介していきます。

ノーフィクション

今回ご紹介するのは「ノーフィクション」。
とあるテレビ番組の制作会社に保管されていたVTRを再構築した映像で、岡崎範子さんという引きこもり歴35年の女性に密着取材しています。

本編はこちら。

映像は範子さんの自宅を尋ねるところから始まるのですが、もう初っ端から女優さんのインパクトが強すぎる…!人ってこんなに目から光を消すことができるんだってくらい真っ暗な目をしています。(映画「死刑にいたる病」に出ていた阿部サダヲみたい)

範子さんは10年前に両親を相次いで亡くし、それ以来社会から隔絶された状態で一人暮らしをしています。温泉旅館の経営で財を成した両親の貯えを切り崩しながら細々と生活している様子。そんな範子さんが引きこもるようになったのは15歳からとのことですが、なぜ引きこもるようになってしまったのか、カメラの前で原因を語ることはありません。

そんな中、密着取材の担当ディレクターが不慮の事故で亡くなってしまい、別のディレクターが取材をすることに。不慮の事故で亡くなってしまうなんていきなり不穏すぎじゃありませんか?
しかし、その頃から以前よりも取材スタッフを頼るようになったり、ネットで御札を購入したり、範子さんの態度に変化が現れます。加えてなぜ引きこもるようになったのかを話してくれました。内容は支離滅裂でしたが…。

その後、引きこもり支援団体の穴井さんのカウンセリングを引き受け、一歩家の外へ踏み出すことに。

ついに家の外へ出ますが、そこから先の取材は無いし、その後どうなったかの説明もありません。

不気味すぎるカウンセリングシーン

頑なに語ろうとしなかった範子さんが突然話したいと申し出た引きこもりの要因は、外に出ようとすると危ないと言われて叩かれるからとか、あっちの部屋は大丈夫とか、意味不明なんですが、腕にはちゃんと叩かれたような痣が。

支援団体の穴井さんは、これを自傷行為であるとの見解でカウンセリングを行いますが、このシーンがめちゃくちゃ怖い。

穴井さんが話している途中で突然映像が乱れ始めます。一瞬スマホがバグっちゃったのかと思ってびっくりしました。映像が乱れている中で聞こえてくる範子さんの声は、YouTubeの字幕で確認すると「しぬよ…」「邪魔が入るとみんな死ぬ」「前のディレクターも…」と不穏なことばかり。穴井さんはだんだんとテンションが上がっていき、まるで別の誰かと話しているようです。シーンの最後で穴井さんがこっちを見て微笑んでいるのも不気味です。

カウンセリングシーンはデータの破損で会話の全貌は不明とのこと。

神棚を開けたから…?

範子さんが家の外へ出たシーンのあとに、前任のディレクターが取材していたときの映像が流れます。
範子さんの目を盗んでこっそり別室へ移動し、部屋を物色するディレクター。部屋の中には何かを包んでいるような布団っぽいものと、床には何かが焼け焦げたようなシミが。
不穏すぎる部屋ですが、タンスの上には神棚が飾られていて、ディレクターはまさかのその神棚を開けてしまいます。中に入っていたのは何なのかがちょっとわかりませんが、なーんか嫌な感じです。
というか、前任ディレクターが亡くなってしまったのってこの行動が原因なのでは?

散見されるおかしな点

動画のコメント欄を見ると、ところどころおかしな点があることに気づいた視聴者が。

範子さんの姉・裕子さんの捜索願いのチラシについて、「裕子さんの写真は着物のあわせから見て、裏焼きされたもの。ということは、ホクロの位置的に範子さん=裕子さんであるのはほぼ間違いないと思う。もしやいま範子さんとして存在してるのは裕子さんの方なのでは…。」

「範子さん、叩かれてるって見せてる腕が途中で左右逆になってる…? 傷の具合がカットごとに違う気がする」

「鏡に映る人影、裕子さんの着物が左前、食事のご飯とお味噌汁の位置が死者用など、「逆」がたくさん散りばめられてるのが気になる」など。

コメント欄を見て動画を改めて見返すと「たしかに…!」と新たな発見があって、見れば見るほど見応えが増していきます。

皆さんも動画を見てぜひこの不気味さを味わってみてください。

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