【プチ卒母|大学受験編】知らないと詰む受験|入試の種類と「指定校推薦の現実」第3話

※過去記事はこちら

「大学受験って、共通テストと一般入試だけじゃないの?」

正直に言うと、私はそう思っていました。
ですが実際に受験期に入って初めて知ったのは、大学受験には複数の“ルート”があり、その選び方で難易度も結果も大きく変わるという現実でした。

大学入試は3つのルートで構成されている

現在の大学入試は次の大きな3つです。

① 一般選抜(いわゆる一般入試)
② 学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)
③ 総合型選抜(旧AO入試)

この中で、どのルートを選ぶかによって、受験の戦い方はまったく別物になります。

一般入試しか知らないと危険な理由

多くの保護者が思い描くのは「共通テスト→一般入試」という流れです。

ですが実際は、推薦や総合型で年内に進路が決まるケースも多く、そもそも“戦う土俵”が違います。

つまり「知らない=選べない=不利になる」

受験は情報戦だと、ここで痛感しました。

 指定校推薦は“高3勝負”ではなかった

わが家でも一度、指定校推薦を検討しました。

ですが調べていく中で分かったのは、指定校推薦高校3年からの勝負ではないということです。

むしろスタートは、高校1年生から。

実際に息子の周りには、

・1年生から評定を意識している
・定期テスト対策を徹底している
・ボランティア活動に積極的に参加
・生徒会や委員会など校内活動に関わる

という“本気の層”が存在していました。

最大の壁は「校内選抜」という競争

さらに大きかったのが、校内選抜の存在です。

指定校推薦は「もらえれば合格に近い」制度ですが、その前に同じ高校内での激しい競争があります。

・同じ大学・同じ学部を狙うライバルが複数いる
・評定だけでなく活動実績も評価対象
・学校側の推薦基準に合致しなければならない

つまり「大学受験の前に、校内で勝たないといけない」
ここを甘く見ていました。

わが家が推薦を選ばなかった理由

息子の場合、評定は一定レベルに達していました。そのため、推薦を狙う選択肢もありました。

ですが最終的に選ばなかった理由は明確です。

推薦対策に時間を使いすぎると、一般入試の準備が中途半端になる可能性があるから。

・志望理由書
・面接対策
・小論文対策

これらに力を入れる一方で、共通テストや一般試験の勉強時間が削られる。

もし推薦で不合格だった場合、そのリスクは非常に大きいと判断しました。

英語資格を軽視した後悔

もう一つ、強く後悔していることがあります。それは英語資格です。

息子は英語コースに在籍しており、高2で英検2級を取得、高3では英検準1級の取得も視野に入っていました。

ですが、部活動との両立が難しく途中で断念。

結果として、この判断が大きな機会損失になりました。

現在の大学入試では、

・英検などの外部試験が加点対象
・大学によっては満点換算
・英語試験が免除されるケースもある

英語資格は「あると有利」ではなく、「ある人が圧倒的に有利」な仕組みになっています。

結論:受験は“戦略設計”で差がつく

今回の経験から強く感じたこと。

受験は、学力だけでは決まらない。

・どの入試を選ぶか
・いつから準備するか
・どの武器を持つか

これらすべてが結果に直結します。

「もっと早く知っていれば」、この一言に尽きます。


次回は、

・私立3校のリアルな受け方
・共通テストを挟む意味

を、具体的に書きます。

👉 第4話「私立の受け方で差がつく受験戦略」へ続きます。

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