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第3話で書いた通り、受験の仕組みを理解したのは、すべり止めの私立大学出願直前でした。
大前提として、息子の第一志望は公立文系の大学で、前期・後期も公立文系を受験します。
なので、我が家にとって私立はすべり止めという認識です。

そして、そこから本当に悩んだのが「私立をどう受けるか」という問題です。

私立3校の受験パターン

息子は最終的に、私立大学を3校受験しました。

  • 1校目:一般3教科のチャレンジ校
  • 2校目:本命(共通テスト併願+一般)
  • 3校目:安全校(共通テスト利用のみ)

この組み方は、結果的にバランスとしては悪くなかったと思っています。
ただし、「時間配分」という観点では、今振り返ると反省点もありました。

塾の面談では、本命と安全校の二つでいいとアドバイスされ、年明けの出願期間に順調にその二つの出願手続きを進めていたんですが、突然息子からチャレンジ校として受けたいと言われました。2年生までは私学文系が第一志望だったので、「受験してみたい、合格できたら本命公立へのいい追い風になる」という息子の意思を尊重し、この3校にしました。

チャレンジ校にかかる“見えない時間”

まず、チャレンジ校。ここは完全に一般入試のみで、3教科しっかり対策が必要でした。
正直、他にも2教科や共通テストのみなどの選択肢もありましたが、本命の公立で教科を絞っていたので、最大公約数的にチャレンジ校は3教科で受験することに。

当然ながら過去問対策にも時間をかける必要があり、「本命ではない」と分かっていても、手は抜けません。

共通テストを利用する戦略のメリット

一方で、本命校は共通テスト併願と一般の両方を受験。
さらに、安全校は共通テスト利用のみ。

ここで大きな意味を持ったのが、「共通テストを私立に利用する」という戦略でした。

  • マークミスがなかったかの確認
  • 自己採点による現在地の把握

これは、精神的にかなり大きな安心材料になりました。

最大の落とし穴は“時間配分”だった

ただ、その一方で見えてきたのが「時間の奪い合い」でした。

チャレンジ校と本命校、2校分の過去問対策。
そこに共通テスト対策も加わり、やるべきことは一気に膨らみました。

結果として、チャレンジ校は不合格。
もちろん挑戦したこと自体に後悔はありません。

ただ、今だから思うのは――
「その時間、本命の公立前期試験にもっと使えたのではないか」ということです。

受験は、単純な「数」ではなく「配分」。
どこにどれだけ時間をかけるかで、結果は大きく変わると実感しました。

受験を支えた学習アイテム

そんな中で、息子が取り入れていたのが「学習アイテム」の活用でした。

  • 模試対策としての学習用タイマー
  • 英作文対策としてのChatGPT活用
  • 昔ながらの単語帳
  • 各大学対策のYouTube解説動画

デジタルとアナログを組み合わせ、自分なりの勉強スタイルを作っていました。

まとめ|受験は“戦略”で差がつく

受験は、情報戦であり、時間戦であり、環境戦でもありました。

そして何より、「戦略」で差がつく。

ただ頑張るだけではなく、
どう受けるか、どう配分するか。

ここをもっと早く知っていれば――
そう思う場面は、正直何度もありました。

次回は、
受験直前期の「生活」と「メンタル」、そして親として一番難しかった「距離の取り方」について書いていきます。

👉 第5話「受験直前期、親はどこまで関わるべきか」へ続きます。

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