TBSアナウンサーの安住紳一郎さんが2005年4月からパーソナリティを務める毎週日曜日10時から放送のTBSラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(以下「にち10」)。残念ながらTBSラジオの電波が届かない地域に住んでいるため、普段はポッドキャストで楽しんでいます。F2層(35歳~49歳 女性)の私が愛してやまない「にち10」のエピソードを紹介していくシリーズです。
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2026年5月31日放送回のゲストは、デスメタルシンガーの杉本ラララさん。正直に言うと、番組タイトルを見た瞬間の感想は、「杉本ラララさんって誰?」でした。ところが、再生ボタンを押してから状況が一変します。気づけば私は、放送後2週間でこの回を30回以上リピートしていました。
最初の3分で心をつかまれた
\にち10ポッドキャスト/
🎙️ゲストコーナー🎙️
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— TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国 (@nichiten954) June 1, 2026
番組冒頭から杉本ラララさんは「死神」というキャラクター設定で登場します。
「日曜天国を日曜地獄に変えてやる」という物騒なセリフから始まるのですが、不思議なことに怖さはありません。
むしろ、話を聞けば聞くほど人の良さがにじみ出てくるのです。
安住紳一郎さんも冒頭から「隠しきれない人の良さがありますよね」とツッコミを入れていました。
実際、リスナーの多くも同じ印象を持ったのではないでしょうか。
死神を名乗りながら、人を元気にしたい。寿命を奪うのではなく与えたい。そんな独特な世界観と優しさのギャップが、最初の数分で伝わってきます。
安住さんが本当に楽しそうだった
この回を何度も聴いてしまう理由の一つが、安住さんの反応です。日曜天国ではゲストとの相性によって番組の空気感が大きく変わります。杉本ラララさん回では、安住さん自身が心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
質問を投げるたびに想定外の返答が返ってくる。それに対して安住さんが笑う。また新しい話題を振る。
杉本さんがさらに面白い返答をする。そのテンポがとても心地よいのです。ラジオを聴いているというより、会話劇を見ているような感覚でした。
言葉選びのセンスが抜群
杉本ラララさんの魅力は歌だけではありません。今回の放送で特に印象的だったのは、言葉選びの巧みさです。
たとえば、「寿命を与える側の死神」という表現。普通なら矛盾しているはずなのに、なぜか納得してしまいます。
また、契約したレコード会社も「ソニーを選んだんじゃなくて、担当マネージャーを選んだ」というエピソードも印象的でした。大手レコード会社所属という華やかな話を、自分を大きく見せる方向ではなく、人との縁の話として語る。そこに杉本さんらしさを感じました。
話のオチも早い。説明も長くない。テンポも良い。ラジオ向きの話し手だと感じます。
中澤有美子さんも笑いっぱなし
日曜天国の魅力は、安住さんと中澤有美子さんの空気感にもあります。
今回の放送では、中澤さんの笑い声が特に印象的でした。無理に盛り上げようとしている笑いではなく、本当に面白くて笑っている感じ。その自然なリアクションが、リスナーの共感をさらに引き出していました。
スタジオ全体が杉本ラララさんの世界観に巻き込まれていく様子が伝わってきます。
放送後すぐにInstagramをフォローした
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私は放送を聴き終わった直後、Instagramを探してフォローしました。そのくらい興味を持ってしまったのです。
後から過去の動画も見ました。デスメタルシンガーになる前の活動も見ました。すると、今回のキャラクター設定が単なる話題作りではないことも分かってきます。
長年積み上げてきた音楽活動と人柄があった上で、今のスタイルが生まれているのです。
ちなみに夫に「杉本ラララさん知ってる?」と聞いたところ、「知ってるよ」との返答。私より先に知っていたことにも少し驚きましたが、「え?にち10に出たの?」と夫の方が興奮していました。
そして、この動画も観てほしいと、あるYouTube動画を差し出してきました。
ラジオトークに出てきた「さやかポップシンガー」だったころのラララさんです。
20年積み上げてきた人だからこその説得力
放送を聴いていて驚いたのは、杉本ラララさんが突然現れた新人ではないことです。音楽活動歴は長く、現在のスタイルにたどり着くまでには長い時間がありました。
ライブにお客さんが2人しかいなかった時代。思うように評価されなかった時代。それでも活動を続けてきた。
そして現在はSNS動画が大きな反響を呼び、ライブはソールドアウトが続いています。だからこそ、話に重みがあります。
苦労話を自慢話にしない。成功談を武勇伝にしない。それでいて努力は伝わる。このバランス感覚が見事でした。
まとめ
今回の日曜天国は、個人的に2026年の神回候補です。最初は「誰だろう」と思いながら再生しました。しかし聴き終わる頃には完全にファンになっていました。
人柄の良さ。言葉選びのセンス。テンポの良いトーク。そして音楽への真摯な姿勢。どれも魅力的でした。
まだ聴いていない方は、ぜひSpotifyのポッドキャストで聴いてみてください。
私はこれを書いている今も、おそらく31回目の再生を始めています。