発売リリース後にまさかのスペルミスが発覚し、急遽発売中止となっていた株式会社ファミリーマートとサッポロビール株式会社で共同開発した「 サッポロ 開拓使麦酒仕立て」。ニュースでも取り上げられ、廃棄処分になるのならもったいないし、そのまま売ってもいいのではと話題となっていました。
問題の表記は、「開拓使麦酒仕立て」の開拓の文字の下にある「LAGAR」のスペル。本来であれば「LAGER」が正しいスペルで、EをAに間違えた形。
時系列で追うと・・・
1月5日(火) → 1月12日(火)から数量限定で発売とリリース発表
1月8日(金) → スペルミスが発覚し、発売中止をリリース
1月13日(水)→ 消費者からの声を受け、2月2日(火)に発売することを決定 という流れ。
廃棄処分なるならもったいないし問題がないならそのまま売ってもいいのではと、SNSでは『#EじゃなくてもAじゃないか』というハッシュタグも多数投稿されていました。
世論は盛り上がり、国税庁と消費者庁でもこのまま「EじゃなくてもAで販売しても」問題なしと確認できたこともあり、株式会社ファミリーマートとサッポロビール株式会社では「発売中止の決定を取り消す」という英断に至ったわけです。
素人の私でも、スペル間違いをしてしまった担当者・担当部署がこの数日間どれほどの処分を覚悟して過ごしたか容易に想像できます。きっと、クビも覚悟していたでしょうね・・・。個人的には、これは世論やSNSで救われた良い形での結果だと思います。アレルギー表示など命に関わる内容ではなかったこと、品質など消費する上で問題がないことが大前提ではありますが、フードロスにならないし、逆に宣伝効果絶大。
2月2日(火)に全国のファミリーマート約16,300店で発売されますが、限定商品ということですぐ売り切れちゃうかもしれませんね。