親子で挑んだオープンキャンパス体験記【第6回・最終回】 オープンキャンパスが、息子の受験スイッチを入れてくれた

これまで5回にわたり、わが家のオープンキャンパス体験をお伝えしてきました。

予約日にサーバーがフリーズしたこと。

高校1年・2年・3年、それぞれにベストな参加時期があること。

遠方受験だからこそ、アクセスやホテル、一人暮らしの準備が想像以上に大切だったこと。

そして、保護者だからこそ得られた情報がたくさんあったこと。

どれも忘れられない経験ですが、振り返ってみると、一番大きな収穫は別のところにありました。

それは、息子の受験に対する気持ちが大きく変わったことです。


高校3年生の夏、少しモチベーションが下がっていた

高校3年生の夏、息子は少しモチベーションが下がっていました。

模試の結果に一喜一憂し、「本当にこの大学へ行けるのかな。」そんな不安もあったのだと思います。

だからこそ、このタイミングでオープンキャンパスへ参加できたことは、とても大きな意味がありました。

実際に大学へ足を運んだからこそ、パンフレットやホームページだけでは分からない多くのことを知ることができました。


オープンキャンパスで得られたものは、想像以上だった

大学を見学するだけなら、数時間で終わるイベントです。

しかし実際には、それ以上の価値がありました。

学生スタッフとの出会い。受験対策の情報。大学の雰囲気。保護者説明会。

そして、一人暮らしについての情報収集。

どれも、実際に行ったからこそ得られたものばかりです。


学生スタッフの皆さんが本当に素晴らしかった

私が特に印象に残っているのは、学生スタッフの皆さんです。

場所が分からず尋ねると、「こちらですよ。」と、その場所まで案内してくださいました。

「どちらから来られたんですか?」と気さくに話しかけてくださったり、息子の同じ高校の先輩がその日学生スタッフをしていると分かると、わざわざ探して連れてきてくださったこともありました。

大学生活を楽しみながら、後輩たちを温かく迎えてくださる姿を見て、「こんな学生さんがいる大学なら安心できる。」親として、そう感じました。


受験対策ブースで得た「生の情報」

息子が一番長くいた場所は、受験相談ブースでした。

そこには実際に合格した先輩たちがいて、

  • 共通テスト対策
  • おすすめの参考書
  • 勉強方法
  • 高校3年生の夏からの過ごし方

などを直接教えてくれました。

インターネットにはたくさん情報があります。

でも、その大学へ合格した学生本人から聞く話には、説得力がありました。

息子も熱心に質問していて、「この時間だけでも来た価値があった。」そう思える時間でした。


「ここで学びたい」が現実になった

キャンパスを歩き、学生の皆さんの姿を見て、大学の空気を感じる。

すると、息子の表情が少しずつ変わっていきました。

「ここで大学生活を送りたい。」

そんな未来を、自分自身で思い描けるようになったのです。

大学が、「目標」から「本当に行きたい場所」へ変わった瞬間でした。


オープンキャンパスが受験スイッチを入れてくれた

振り返ると、息子の気持ちは少しずつ変化していました。

不安を抱えていた受験生が、大学を見て、学生と話し、未来を想像できるようになり、再び勉強への意欲を取り戻しました。

その流れをまとめると、このようになります。


生協のお店も、忘れられない思い出

大学生協のお店にも立ち寄りました。

大学名の入ったTシャツやタオル、ボールペンなど、思わず欲しくなるグッズがたくさん並んでいました。

わが家では願掛けも兼ねて、お土産を購入しました。

私は、「合格したら開けよう。」と思い、大切にしまっておいたのですが、

息子は夏休みのうちに、そのTシャツを着ていました(笑)。

「まだ合格してないよ。」と思わず笑ってしまいましたが、それだけ、この大学へ行きたい気持ちが強くなっていたのでしょう。

今では、家族の楽しい思い出です。


帰り道で感じた、小さな変化

帰りの新幹線では、大学で見たこと、学生さんから聞いた話、受験対策のことを、息子は楽しそうに話していました。

行く前とは明らかに表情が違いました。

「この大学へ行きたい。」

その気持ちが強くなったことで、勉強する意味も変わったように感じました。


オープンキャンパスは「未来の自分」に会いに行く日

オープンキャンパスは、大学を見学するイベントだと思っていました。

でも、実際は違いました。

未来の自分を想像し、目標を現実に変え、受験へのモチベーションを高めてくれる一日だったのです。

もし、「行こうか迷っている」という方がいれば、ぜひ一度足を運んでみてください。

きっとパンフレットでは伝わらない、新しい発見があります。


おわりに

全6回にわたり、わが家のオープンキャンパス体験をお伝えしてきました。

受験の形は家庭によってさまざまです。

それでも、一つだけ確信を持って言えることがあります。

オープンキャンパスは、大学を見る日ではありません。未来の自分に会いに行く日です。

わが家にとっては、それが受験への大きな一歩となりました。

これからオープンキャンパスへ参加される皆さんにとっても、実りある一日になることを願っています。

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