名古屋テレビのYouTubeチャンネル「メ~テレNEXT【公式】」にアップされている心霊モキュメンタリー作品「放送局に届いたある映像」。あの「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズを手掛けた岩澤宏樹監督による作品です。
リアルすぎる取材風景や不可解な映像表現で、一瞬でゾワッとさせられる本作品は、全部で10話。
今回は第4話『Tape.4「入居者様へ」』をレビュー・考察していきます!
あらすじ
映像に映り込んでいた建物や看板の解析から、Tape.3の撮影現場が東京都北区であることが判明します。さらに、動画に登場していた男性が「ピエロだいき」という名前で配信活動を行っている深津という人物であることも特定されました。
取材陣は深津さんが住んでいたアパートを訪ねますが、上の階に住む住民によると、深津さんは1月中旬にすでに引っ越しているとのこと。
その住民に話を聞くと、昨年のクリスマス前後、深津の部屋から「男女の激しい言い争う声」が何度も聞こえてきたといいます。その声はDVを疑うほどひどいものだったそう。
深津さんが映像の中で叫んでいた「あの子が生きてるわけないんだから!」の“あの子”が指しているのは、その女性のことなのでしょうか…。
ポストに投函された「管理会社からの怪文書」
取材の過程で、住民からさらに恐ろしい情報が明かされます。
深津さんが退去した直後の1月末、アパート全室のポストに「管理会社からの注意喚起のお知らせ」が投函されたというのです。一見すると「廊下や階段などの共有部分に私物を置かないでください」というよくある注意文書ですが、ページをめくると異様な内容が記載されていました。
不気味な写真
撤去対象の私物として「壊れたスクーター」「子供用自転車」「顔の壊された人形」などの写真が並ぶ中、3ページ目には何が映っているのか分からない奇妙な写真が3枚掲載されていました。

不気味なテキスト
文章にはこう書かれていました。
「最近一部の入居者様が深夜におかしな音楽を大音量で流しているというご報告が入っております。この写真が証拠です。」
音の証拠として意味不明な写真が添えられていて気持ち悪いですよね…。
そして数日後、管理会社から「先日の通知に不備がありました」と訂正のお詫び文書が再送され、その意味不明な写真とテキストのページだけが削除されていました。誤植や誤送信にしてはあまりにも不自然で、まさに“現実世界のバグ”のような怪文書です。

Tape.4に隠された恐怖と考察ポイント
深夜に流れるおかしな音楽
管理会社の紙に書かれていた「深夜に流されるおかしな音楽」についてですが、これは、Tape.1〜3で流れていた、あの963Hzを含んだ合成音声のような音楽と関係があるんじゃないかと思うんですよね。その音楽を誰も聞いていないのが謎ですが。
「顔の壊された人形」と「キリトリ」の類似性
注意文書の写真に写っていた顔の壊された人形や壊れた私物。これはTape.1やTape.2に登場した「切り取られたピクトグラム」や「壊れたものを戻す」というテーマとリンクしている気がします。
また、顔の壊された人形はピエロの人形で、男性の配信活動の名前も「ピエロだいき」。この写真の壊された人形は男性の末路を表しているのでしょうか…。
ラストの衝撃!視聴者からのメール
動画のラスト、スタッフの元に「映像内で流れる音楽に聞き覚えがある」という人物からの情報提供メールが届きます。アパートの一室にとどまらず、外部の人間にじわじわと恐怖が拡大しています。
最後に
『放送局に届いたある映像 Tape.4「入居者様へ」』は、現実のアパート取材という「リアル」の中に、管理会社の怪文書という“不気味要素”が侵入してくる、心理的恐怖を煽る回です。
深津さんはいったいどこへ消えたのか?管理会社が送ってきた「写真」と「おかしな音楽」の正体とは?そしてラストのメールから今後どんな展開になっていくのか?
次回「Tape.5」をレビュー・考察していきます!