季節を分けるから「節分」・今年は124年ぶりの日付
節分とは、もともと「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことで、年に4回存在します。季節を分けるので「節分」。旧暦では立春を新年と捉えていたため、立春前日の節分は新しい年を迎える前日「大晦日」の意味があり、他の節分に比べて大切にされてきたそうです。
更に、節分の日付は2月3日と思っている人が多いと思いますが、毎年固定されておらず、立春の日付は国立天文台が地球と太陽の位置を調べ、計算予測して決定します。実は、1年は365日とプラス6時間。この6時間が作用し、立春の日は少しずつ移動しているのです。これはうるう年にも関連することですが、国立天文台の計算によると「3日でなくなるのは昭和59年(1984)2月4日以来37年ぶり,2日になるのは明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりのこと」だそう。
来年以降の「2月2日」の節分は、2022年に「2月3日」へ戻りますが、2025年から4年ごとに再び2月2日が続き、今世紀末にかけて頻度が増えていくとされています。
恵方巻、実は商品名。ルーツは大阪にあり?
今や季節の風物詩ともいえる「恵方巻」ですが、実はコンビニ大手が生み出した商品名なんです。「節分に太巻き寿司を食べる」大阪発祥と言われている節分の風習を、1989年広島のセブンイレブンが「恵方巻」として商品を開発し、それが1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まったとされています。
2021恵方巻コレクション
今年は丑年ということで、牛肉を使った恵方巻がブームのようです。またコロナ禍ということもあり、お家で贅沢な恵方巻を食べたいということなんでしょうか、セレブな恵方巻が目立ちます。
阪急うめだ本店の「ワッツ」阪急極み松阪牛サーロイン巻き
(1本)7,560円(ハーフ)3,780円 阪急の恵方巻き予約サイト※予約期間は1月30日まで
大丸梅田店の近江牛ローストビーフ巻
税込1,200円
松坂屋名古屋店のキング&クイーン巻き
直径7cm/長さ30cm 1本税込5,940 円
販売日:2/2のみ、22本限り