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就活の最終難関「オヤカク」を巡る新しい戦略【保護者が地元企業を逆面接しちゃった!】

オヤカクとは?

親の確認を取ると書いて『オヤカク(親確)』。これは就職の内定が決まった学生の保護者に、内定を出した企業が入社の確認をとることです。平成の終わり頃から登場したこの『オヤカク』、初めて知ったときは「今の就活は採用企業側がそこまでするんだ・・・」とちょっとカルチャーショックを受けました。

自分の就活を振り返るよりも、我が子の就活の方が近く迫る年代としては、かなり気になる『オヤカク』。調べてみると、事例として親の反対で内定を辞退したり、就職後に我が子の働きぶりを見て親からクレームが入ったりと、採用前後の様々なトラブルを想定してのことで、なんだか複雑な想いです。

長崎県の保護者向け就活PR動画『逆転面接』

就職活動において外野のイメージ(就職氷河期世代です)のあった保護者は、今では重要な立ち位置にあります。採用を巡っては、就職希望者・企業・保護者と大きな柱の一つと言っても過言ではないでしょう。

企業側もせっかく内定までたどり着いた学生を手放したくないと、保護者に企業のPRや内定の保護者確定を確認する(オヤカクを取る)ところまでやるそうです。

そんな中、長崎県は保護者向けの若者定着支援動画として「逆転面接」を公開しました。

         

なかなか面白い動画でした。タイトル通り、立場が逆転した面接。保護者の不安の種に、企業のPRも含めながら華麗に質問に答える各企業の代表者。

もしかしたら、令和の就活新常識として、こういった面接が実際に行われるかもしれませんね。

 

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