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「ハイキュー!!」とうとう最終回

週刊少年ジャンプで連載中の人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」が、本日発売の33・34合併号で遂に最終回となりました。

8年半という長い連載の中で、「ハイキュー!!」がきっかけでバレーを始めた人も多いはず。実際、現役のプロ選手にもファンがいますし、この漫画の影響で男子バレー部の人数が増えたと聞きます。

主人公は162センチ(のちに164センチまで成長)という身長の低い高校1年生のバレー大好き少年・日向翔陽。驚異のジャンプ力と身体能力で、弱小だった宮城県烏野高校男子バレーボール部を春高出場にまで導きます。その中で、天才セッターの影山飛雄との運命的な出会い、またチームメートや他校の選手ともライバルなんだけどみんなバレーを愛する気持ちが同じだからこそ、時には反発し、そしてお互いを高めあう感動のスポーツ漫画です。そして連載後半では大人になった主人公が海外へバレー修行に行ったり、高校時代の仲間たちがプロ選手になっていたりと、高校卒業後も描かれています。

筆者は子供の影響で「ハイキュー!!」を読みはじめましたが、(ちなみにお気に入りのキャラクターは月島です。牛若をブロックで止めた後のガッツポーズには泣かされました。)、昔と違い「リベロ」というポジションが増えたり、ブロックにも様々な種類があったり、アタックだけが決め技じゃなかったりと、バレーボールってこんなに奥が深いスポーツなんだとこの漫画を通して知ることができました。何より、ひたむきにバレーと向き合う姿、どんなに個人の能力が高くてもチームが一つにならないと負けてしまう、チームのために自分が何ができるかをどこまでも追求し、登場人物の中で誰も悪い人がいない、本当に素晴らしい漫画でした。

週刊少年ジャンプでは、「鬼滅の刃」や「約束のネバーランド」など、最近人気漫画が相次いで最終回を迎えていますね。今朝、子供が「今日でハイキュー!!が終わってしまう」と悲しそうにつぶやいていました。楽しみなようで読みたくない最終回、どんなラストカットなのかしっかり見届けたいと思います!!

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