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『いっつも別府ばっかりなんだから。』大分佐伯市のぼやきキャッチコピーに心掴まれる

大分県の観光地として有名なのが年間830万人が訪れる別府市。片や、大分県の最南端に位置する佐伯市は年間観光客数130万人。この偏りを少しでもなくそうと、両市は2020年10月に「佐伯市と別府市の地域連携交流に係る覚書」を交わし、2021年秋冬には新たな観光ルートとして「別府で温泉&佐伯で海鮮」を展開するなどしてきました。

そして今回、9月1日から新たに始まるのが『別府から佐伯にいこうキャンペーン』。その新聞広告シリーズがこちらの2枚です。

佐伯市

佐伯市

何やら和食っぽい料理人の皆さんが、海を眺めながら哀愁を漂わせています。実は佐伯市は、豊後水道の恵みが育んだ海の幸の宝庫。大分県内一の漁獲量を誇り、年間約350種類以上の海の味覚を楽しめ、その新鮮な地魚を使った「佐伯寿司」は、身が引き締まり、ほどよく脂が乗った絶品だそうです。

佐伯市は「北の小樽、南の佐伯」と称されるほど、職人が技を高め合う伝統的な寿司処で、ポスターでふてくされた後姿と拗ねた表情を見せているのは、その「佐伯寿司」の職人さん達。キャッチコピー『いっつも別府ばっかりなんだから。』というワードセンスも秀逸で、ギャップ萌えしてしまいます!

キャンペーンは、別府に宿泊された方に佐伯で使える3,000円分のお食事券をプレゼントするという内容で、2022年9月1日(木)~11月30日(水)ホテルチェックイン分となり、無くなり次第終了ということです。

佐伯市

佐伯市はお寿司の他にも、日本料理、フレンチ、イタリアン、焼肉、お茶、スイーツ、甘酒なども揃っているということで、別府の温泉で疲れを癒やした後は、佐伯の食でお腹を満たしに来てほしいと、このキャンペーンに大きな期待が寄せられています。

強面ですが、こんなこと思っちゃう可愛い寿司職人さんたちのお寿司、食べに行きたくなりますね!

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