asology [アソロジー]

イマドキの高校生が考える修学旅行

修学旅行で訪れたい地域は「大阪」

30年に渡り、ティーンに特化したマーケティング&プロモーション支援を提供する株式会社アイ・エヌ・ジーは、流行に敏感な高校生男女にアンケート調査を実施しその結果を発表しました。

一昔前は、東京や京都・奈良といった場所が修学旅行の定番でしたが、USJのある大阪が1位に選ばれています。

修学旅行に行きたい?

まずもって、修学旅行に行きたいのかという質問には・・・

© ING Co., Ltd.

9割以上の高校生が「修学旅行に行きたい」と回答しています。
コロナ禍で中学時代の修学旅行が中止になってしまったことから、楽しみにしている高校生が多いようでした。弊社が2023年2月に公開した調査「印象に残っている学校生活の思い出」では、修学旅行が1位を獲得しています。
また、修学旅行では普段接する機会の少ない人とも行動を共にすることになりますが、「新鮮な気持ちで楽しめそう」「修学旅行をきっかけに仲を深めたい」と肯定的に捉えているようです。

修学旅行で訪れたい地域は?

© ING Co., Ltd.

「大阪府」が1位を獲得。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きたいと回答する高校生が多く、TVCMなどのイメージから、”学生時代の思い出を作れる場所”として共通認識されている様子が窺えました。2位、3位には「綺麗な景色を見たい」「その土地ならではの美味しいものが食べたい」という理由から、豊かな自然環境に恵まれている「沖縄県」「北海道」がランクイン。SNSに依存した日常から離れ、絶景スポットや郷土料理を楽しんだり、目の前の友人とのコミュニケーションを行うことで、デジタルデトックスしたいと考えているようです。

6位以下も含めたランキングは以下のとおりです。

1位 大阪府
2位 沖縄県
3位 北海道
4位 京都府
5位 千葉県
6位 福岡県
7位 長崎県
8位 高知県
8位 奈良県
8位 広島県
8位 和歌山県

修学旅行で実際に訪れる地域は?

© ING Co., Ltd.

「沖縄県」が1位を獲得しています。平和祈念公園や首里城などを巡り、平和学習を行う学校が多いようです。
2位の「大阪府」は、「京都府」や「奈良県」と併せて組まれているようで、1日目に神社仏閣を巡る歴史学習を行い、2日目に高校生からの支持が高いユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ訪れていました。全体として、高校生が修学旅行で訪れたいと思う地域と実際に訪れる地域に大きな差異は無いようです。

修学旅行の案内人になって欲しい芸能人は?

© ING Co., Ltd.

「フワちゃん」さんが1位を獲得。常にハイテンションかつフレンドリーなイメージから「JKのノリと合いそう」や「一緒に写真を撮るのが楽しそう」といった意見が寄せられました。移動の時間でさえも場を盛り上げてくれる修学旅行を期待しているようです。
上位には『世界の果てまでイッテQ!』のレギュラーメンバーが多数ランクインしました。コメントでは「世界各国を周っているから、色々なことを知っていそう」「どんな環境でも盛り上がれそう」などが挙げられており、冒険バラエティならではの経験や知識が支持されているようです。

10位までのランキングは以下の通りです。

1位 フワちゃん
2位 イモトアヤコ
3位 出川哲朗
4位 宮川大輔
5位 櫻井翔
6位 明石家さんま
6位 川島明
6位 指原莉乃
6位 滝沢カレン
10位 内村光良

楽しい旅行(教育旅行)になることをお祈りしております。

【調査概要】
調査テーマ :修学旅行に関するトレンド調査
調査対象 :高校生男女(15~18歳)
調査期間 :2023年6月23日(金)~ 6月30日(金)
調査方法 :WEBアンケート調査
有効回答人数 :100名

渋谷トレンドリサーチ
モバイルバージョンを終了