深く広い海にはまだ解明されていない神秘が眠っています。
以前asologyではまるで使徒のような生物を紹介しました。
【使徒襲来】生きる古代生物『ウミシダ』の姿と動きがまるで使徒
今回ご紹介するのは、それを超えるインパクトのビジュアルで船の上に登場したこの生物。
一見、木の根のようにも見えますが、なんとこれが不気味にうごめく生物なんです。
エグすぎるキモすぎる神秘すぎる。
その不気味な動きは動画で!(閲覧注意)
期待を裏切らないこの動き。苦手な人は気を失うかもしれません。無数にあるそれぞれの触手がうねるうねる・・・・
この生物は、ヒトデ(クモヒトデ網)の仲間で「テヅルモヅル」。
1,000メートルくらいまでの海底に棲む。ほかのクモヒトデと同じように腕は5本あるがその腕が数十回も枝分かれし、触手となる。生息地では海中にこの触手を広げ、デトリタスなどを集めて食べている。取り上げられると、この触手は互いに絡み合ってごちゃごちゃの塊となる。底引き網に入網すると触手がちぎれて取り除くのに手間がかかり、漁師には嫌われる存在である。(Wikipedia)
デトリタスとは、主に微生物の死骸などのことです。
このおぞましい見た目とは反して毒もなく、人間の害になることはほとんどありません。上記のように網にかかって邪魔者扱いされる程度のようです。
しかしこの見た目。ただのヒトデでも触るなんてできませんが、テヅルモヅルはその界隈の王様のような風格を感じますね。。。
でも好きな人もいると思いますので、見たくなったら港にいって漁師さんに訪ねてみたりするといいかもです。