asology [アソロジー]

ジブリアニメの印象的なカットを切り取ったゾートロープ(回転のぞき絵)に癒やされる

以前ご紹介したネコバスのオルゴール

こちら、実写と合成した映像だと思っていましたがなんとフルCGでした・・・現物が存在しないのはとても残念ですが、とても素敵なずっと見ていられる映像作品であることには代わりありません。

この映像を制作したのは、Twitterで作品を公開している@marvelous media engine氏。

彼曰く「最高のアニメーターの一人である宮崎駿」と表現するほど宮崎駿監督のファンらしく、ネコバスの他にもジブリ作品の印象的なカットを切り取った「ゾートロープ」のCGアニメーションを投稿しています。

「耳をすませば」のゾートロープ(のCG)

なんといってもそのクオリティが素晴らしく、小さい小さいミニチュアが見事に作り出すジブリのノスタルジックな世界観にただただ見惚れてしまいます。

魔女の宅急便

こちらは、「魔女の宅急便」でキキが舞台である街の上空を、ジジ、カモメ達とともにホウキで飛ぶシーン。細かいギミックはCGなので簡略して作ることも可能なはずですが、背景やパララックスを計算されているであろう、すばらしいゾートロープがリアルにそこに存在している事。小さいドームの中に魔女宅の世界観が詰め込まれているという感覚がなんとも言えない気持ちにさせてくれます。

崖の上のポニョ

「崖の上のポニョ」魔女の宅急便のものを超える、ものすごい大作でこれをはじめに見ていたら、CGと気づいていたと思います。イルミネーションも随所に美しく表現されています。だからこそ、これについては電動という設定になっていますねぇ。

千と千尋の神隠し

「千と千尋の神隠し」は、これぞmusicboxといった印象です。こちらは千が白竜に乗って油屋の周りを飛び回るシーン。作中でも印象的だった、昼間から夜景までをワンカットで表現していますが、どの時間帯も美しいですよね。

風の谷のナウシカ

ナウシカは、冒頭のユパ様がオウムに追われるシーン。メーヴェに乗ったナウシカが周りを飛び回ります。オウムの足元に土煙が上がっていますが、こちらは樹脂で満たされている設定でしょうか?メーヴェは完全に浮いていますが、なんというか、どの映像もミニチュア感の表現がすばらしいです。

ハウルの動く城

ハウルの動く城も大作です。大きさの設定出来には一番大きいものですね。城本体が蒸気を噴出しながら歩きます。ハウルとソフィが飛んでいますが、これについてはどうやって飛んでいるか全くわからないです。しかし煙のサイズ感がリアルです。

紅の豚

こちらはゾートロープではなく、お風呂に作った紅の豚のミニチュアが動き出すアニメーション。波打ち際と砂浜、隠れ家の表現が見事で可愛らしいです。

天空の城ラピュタ

ラピュタはなんと「タイガーモス号」!そしてその中にラピュタがはいっててしかも崩れてて、パズーとシータが”タコ”にのって脱出して・・・というとっても無茶な設定(笑)

もののけ姫

打って変わって「もののけ姫」は、アシタカがヤックルに乗って草原を駆け抜けるだけのゾートロープ。リアルで現実味がありますし、背景の山々の表現が素敵です。

猫の恩返し

こちらも大作。動力がバーを引っ張って回すタイプでこのあたりの芸が細かいです。ギミック自体はシンプルな設定ですが、鳥たちが雲を突き抜けちゃってますね。

耳をすませば

「耳をすませば」はイルミネーションと背景が美しすぎる映像。これが本当に存在していたら値がつけられないでしょうね。でも冒頭述べたように本当に存在しているかのようなギミックのリアルさ、再現性がもしかしたら、ひょっとしたら作れちゃうのでは?と思わせてくれます。

となりのトトロ

以前も紹介した「ネコバス」です。一番ゾートロープとしてシンプルな作りです。

これを最初に見たので、本物だと思いこんでしまいました。もしホントにこのサイズでこれが存在していたら・・・とっても素敵ですよね。

今回ご紹介した動画、CGとわかっても何度も見ちゃいます。小さな映画の世界の中に引き込まれていく感覚。どうしてだろう・・

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