死ぬまでに一度はバイクで走ってみたい道、Route 66。
アメリカの国道66号線は、国を横断する有名なハイウェイで、西はカリフォルニア州サンタモニカ、東はイリノイ州シカゴを結んでいる旧国道。
大陸を横断するこの道は、アメリカ西部の発展を促進した重要な国道で、映画や小説、音楽などの中に数多く登場しますので、一度は耳にしたことがあるという人が多いはず。
写真家のナタリー・スレイターは、このルート66の数十年前のルートの古い写真を見つけて、同じ構図で撮影をはじめ、数週間かけて撮影した写真を過去の写真とフェードするGIFアニメをつくったんです。
そこに写ったものは・・
オクラホマ州タルサ
イリノイ州
ミズーリ州
サラトガホテル
テキサス州アマリロ
ニューメキシコ州
カリフォルニア州バースト
オクラホマ州カトーサ
集められたのは、1930年から1970年の写真。
現代とフェードして比較すると、あまりに変わり果てた風景に、かつて繁栄していた時代の終わりを深く感じることができます。
そこには、変わらないものとすでに使われなくなって廃墟となったもの、新たに形を変えたもの、様々ですが、60年から90年という時は人ひとりの人生と同じであり、とても感慨深いものですね。
私達が人生を終える時、この世界は一体どのようになっているのでしょうか。