何かと話題となるデジタル庁ですが、マイナンバー事業の他にも様々な政策を進めています。
国民目線のUI・UXの改善と国民向けサービスの実現
デジタル庁では、「誰一人取り残されない」デジタル社会の実現に向けて、様々な利用状況においてデジタル機器・サービスが利用されることを踏まえ、多様な利用者のニーズを効果的かつ効率的に達成できるよう利用者中心(人間中心)を原則とする行政サービスデザインに取り組んでいくことにより、誰もが、いつでも、どこでも、デジタル化の恩恵を享受できるようにします。」としたサービスデザインを整備中です。
デザインデータの提供
6月27日、行政文脈のコンテンツを伝える「アイコン素材」が一般に公開されました。これまで行政に関するデザインは統一の規格があるわけではなく、自治体(実際には委託会社)が自由に制作していましたが、全国共通のアイコンを使用することで、コストを抑えて、わかりやすい表現が可能になります。
提供素材
手続き方法を伝える「イラストレーション素材」

image : デジタル庁
行政文脈のコンテンツを伝える「アイコン素材」

image : デジタル庁
デジタル庁のサイトからダウンロードしたデータにはPNGのアイコンが360個、SVGのアイコンが120個、イラストレーションのPNGデータが74個収録されていました。(6月28日現在)
行政機関で働く方はもちろん、デザインを請け負う関連企業の方もダウンロードして積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
まだまだ、量的に足りないとは思いますが。これから更に種類も増えてくるかと思います。
是非、ブックマークして更新を確認していきましょう。