「Airpeak S1」受注開始
以前ご紹介した、SONYのプロフェッショナル向けドローン「Airpeak S1」の受注が開始されました。
10月下旬以降に順次、出荷が開始されるとのことです。同時に、機体のメンテナンスや飛行禁止空域設定などが可能なクラウドサービス「Airpeak Plus」と機体損傷や故障時に備えたアフターサービス「Airpeak Protect Plan」も10月下旬以降に提供開始されます。
製品の特徴
最高速度は90km/h
Airpeak S1の最高速度は90km/h(25m/s)(*1)。さらに最大角速度180°/s(*2)、傾斜角度も最大55°(*3)に及び、空中を自由自在に飛行可能です。
*1 ペイロード無し、障害物ブレーキ無効時
*2 ビジョンポジション無効時
*3 障害物ブレーキ無効時
最大22分の飛行時間
無風であることが条件ですが、飛行時間はペイロード無しで最大22分(*)。a7S IIIとFE 24mm F1.4 GMという高重量の組み合わせでも最大12分(*)の飛行が可能です。またバッテリーのホットスワップに対応し、起動状態のままバッテリー交換ができるため、素早く撮影を再開できます。
センシングによる安定飛行
ソニー製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置し、さらに、それらのカメラ情報を同時に高速処理できるソニー製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。Airpeak S1は、これらの視界情報と、IMU(Inertial Measurement Unit)、コンパス、気圧、赤外線測距などのセンサー情報を統合することで、自己位置・姿勢を高精度に推定し、周囲の空間をリアルタイムに認識します
送信機やセンシングによる障害物検知や自動飛行に加え、機体や飛行情報のクラウド管理による安全な飛行を実現しています。
テスト動画
αシリーズのカメラをを搭載して空撮ができるということで、制作会社には朗報となりますね。