熱望される音速旅客機開発
2003年11月26日をもって退役したエールフランスとブリティッシュ・エアウェイズが運行していた「コンコルド」。
今でもコンコルドの復活計画など音速の旅客機を望む声はあとを絶ちません。
また、世界中をビジネスの舞台にするビジネスマンにとって移動にかかる時間は大きなロスでしかないのです。
Overtureプロトタイプ「XB-1」
アメリカ・デンバーの航空機メーカー・Boom Technologyは、現地時間の2020年10月7日に超音速機である「XB-1」を公開しました。
Boom Technologyは既に、2026年に予定されている超音速旅客機「Overture」の先行販売を開始しており、XB-1はそのプロトタイプにあたります。
最高速度はマッハ2.2。Overtureが就航すれば、アメリカのサンフランシスコから東京まで6時間(現在の2分の1)で飛ぶことができるようになるそうです。