2050年には世界人口の半数が近視に
今や、メガネやコンタクトレンズの装着はごく普通のことで、裸眼で過ごせる人がかえって珍しいくらい目が悪い現代の日本人。近年のスマートデバイスの普及など目への負担は増えるばかりです。
現在のペースで増加し続けた場合、2050年には全世界人口の約半数にあたる47億5800万人が近視に、失明リスクのある強度近視は全世界人口の約1割にあたる9億3800万人になることが推定されています。
特に、若年層の近視の増加は顕著で、遺伝因子によるところもあるのですが、外で遊ぶ時間が減っていることが原因にもなっています。
若年者における裸眼視力1.0未満の割合の推移
AImirun®(アイミルン)
ロート製薬は、アイアイネットと共同で、スマホを使って自宅で視力測定ができるアプリ(iOS向け)「AImirun(アイミルン)」を開発。視力測定を日常的に行い、変化にいち早く気づくきっかけを作ることを目的としています。
概要
ご家庭で簡単に視力を測定することができます。継続的に見え方を確認することは、目の健康維持・管理に役立ちますが、一方で遠くと近くの見え方や、左右の見え方の違いによっては、眼科受診が必要な場合があります。
そのため本アプリでは視力測定の数字だけでなく、総合的に判断し、一人ひとりに合わせたコメントが表示されます。
特徴
2パターンの視力測定
視力測定でよく用いられる「ランドルト環」を使って、遠くを見る視力(3m視力)と、近くを見る視力(40cm)の2種類を測定します。音声入力、タッチ入力が利用できます。
測定結果に合わせたコメント表示
測定後、左右それぞれの視力測定結果とともに、分かりやすい解説がついています。
※このアプリでの最大視力は1.0です。
個別測定&記録の保存
ご家族など、複数人を個別に記録することができます。また、左右別、裸眼・矯正別に視力の推移がグラフで表示されるので、視力の経時変化や左右の違いをわかりやすくチェックできます。
なお、アプリは診断を行なうものでは無く、目の病気の早期発見・治療には定期的な眼科検診を行なうことを推奨しています。