コロラドリバーヒキガエル

日本で厳しく取締がなされている幻覚剤ですが、アメリカで新たな幻覚剤?が話題となり、行政が注意喚起しています。

問題となっているのはアメリカのアリゾナ州、カリフォルニア州及びメキシコのソノラ州にかけて広がる砂漠に住むコロラドリバーヒキガエルです。

image : Wikimedia Commons

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ヒキガエルは耳下腺から毒を出して天敵などから身を守っています。
コロラドリバーヒキガエルの耳下腺は特に発達していて、ここから分泌される成分に「5-メトキシ-N,N-ジメチルトリプタミン」が含まれています。

この分泌液は南アメリカの原住民のシャーマンが使用していたもので、強力な幻覚作用をもたらすそうです。

ヒキガエルハイ

近年、この幻覚作用でハイな気分になりたいのか、公園に訪れる人が増加しているそうです。ヒキガエルの分泌液には幻覚剤が含まれており、強力な幻覚作用をもたらすとのこと。リスクも大きく、ヘロインやコカインと同等程度の危険性があるそうです。

効果はなんと1ヶ月

過去にはオランダの大学が実験を行っていて、吸入から1ヶ月が経過していたというのに、ほとんどは「人生の満足感が向上」「心が落ち着いた」「うつ・不安・ストレスが軽減」したと回答しています。

ちなみに米国麻薬取締局の分類では、5-MeO-DMTは規制物質法の「スケジュールI薬物」に分類され、乱用の可能性が高い薬物で、医療での使用も認められていないそうです。

国立公園局の注意喚起[Facebook]

自動翻訳(一部抜粋)

これらのヒキガエルには、強力な毒素を分泌する顕著な耳下腺があります。 カエルを扱ったり、毒を口に入れたりすると、気分が悪くなることがあります。 バナナナメクジ、なじみのないキノコ、真夜中に光る目をした大きなヒキガエルなど、国立公園で遭遇するほとんどのもので私たちが言っているように、なめることは控えてください. ありがとうございました。 トゥート!

画像: アリゾナ州オルガン パイプ サボテン国定公園で、あなたの魂を見つめるソノラ砂漠ヒキガエルの白黒モーション センサー カメラ キャプチャ。

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