高校2年生の息子が通う公立高校で、PTA活動の広報委員をやっています。1年生の時は別の委員会に入ってたんですが、今年度は思い切って広報委員に挑戦したところ、めっちゃ楽しかったのでご紹介します!
私のカメラ小僧歴
きっかけは息子の部活
まずは、私のカメラ小僧歴からお話します。きっかけは、息子が中学生になって始めたバレーボールの部活。せっかくなら、良いカメラで息子の姿を残したいと、思い切って買ったのがこちらの一眼レフカメラ。↓
『EOS Kiss X10』。買ったのは2020年秋で、価格は14万円ほどでした。
セット内容は
・EOS Kiss X10 ボディー(ブラック)
・EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM
・EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM で、専用アプリを携帯に入れると、Bluetoothで画像が転送できるのも嬉しい機能でした。
初心者でも使いやすい!
あまりカメラの詳しいことは知らずに買った一眼レフで、これまでほぼほぼオート機能でしか撮影してませんが、遠くの被写体が撮れるようにEF-S55-250mmのレンズも買ったので、「え!こんなにアップで撮れちゃうの?」と最初はモニター見てるだけで楽しかったですね!
風景や人物、料理別の様々なシーン設定もできるので、部活でバレーを撮る時はスポーツモードとかにして段々と扱い方に慣れていった感じです。
今活動している広報委員の中には、ガチ勢のもっと凄いカメラをお持ちの保護者もいますが、小中学校や高校のイベント(入学式、卒業式、体育祭、文化祭、部活)などは、これくらいのカメラがあれば十分活躍します。
女性が持ってもそんなにゴツくないので、ギャラリーで悪目立ちすることもなく、とっても使い勝手がいいです。こんなことなら、もっと早く買っとけばよかったなと思いました。
高校の広報委員ってこんな感じ
広報委員が人気の理由
息子の高校には、広報・進路・生活安全という3種類のPTA委員会があり(執行役員は別)、なかでも広報委員はなりたくてもなれない人もいるくらいの人気です。
その理由は・・・、一般保護者は入れない超至近距離で撮影できること!
この特権を1番実感できるのは、体育祭です。広報委員には、この日「腕章」という神アイテムが支給されます。この腕章をつけていれば、リレーはトラックの中からでも撮影OKだし、保護者は侵入禁止の生徒応援席エリアにも出入りができるので、もう無敵!
息子の高校は、毎年5月初めに体育祭があります。1年生の時は入学して間もないので他のお子さんは誰一人知らず息子だけ観てればよかったのですが、何せ全校生徒で1,800人規模の高校なので、息子がどこにいるのか見つけるだけで精一杯で、遠すぎてろくな写真も撮れませんでした。
しかし、今年は違いました!息子は高校でもバレー部に入ったので、部活の同級生はもちろん、先輩・後輩に至るまで、被写体は30人近くに上ります。ここまで来ると「推し活」ですね。しかも私の場合、男子バレー部の「箱推し」になっているので、撮りまくりました!!(その結果、撮った写真が1,000枚超えすることはあるあるで、失敗した写真などを消す作業もけっこう大変です!)
この特権は体育祭だけではなく、普段保護者は見ることができない様々な学校行事にも撮影隊として入れるので、学校のことにも詳しくなれるし、本当におススメです!!
※ちなみに、広報委員にはカメラの貸し出しもあり、カメラを持ってない保護者はスマホ撮影もOKです。
写真提出・選定、記事校正はすべてLINEで
広報委員のお仕事は、学期に一度広報誌を発行すること。写真撮影も全て広報誌用です。この広報誌が、1ページがA4サイズの12ページもあり、なかなかのボリュームです。PTA会費からの予算もかなり取ってあり、レイアウトや印刷は専門の印刷会社に任せることになっていますが、写真の選定や記事作成は広報委員のお仕事です。
昔は、しょっちゅう学校に集まって写真や記事を整理していたそうですが、その作業は今ではLINEで済ませられます。
まず、それぞれが撮影した写真は、グループラインでアルバムにどんどん上げていきます。体育祭後は、アルバム通知祭りになりますが、他の方が撮った写真も観れるし、中には自分の子や知り合いがいたりして、ちょっとした宝探し状態です。
しかも、その写真については、SNSなどへの取り扱いは気を付けてという注意事項だけで、ダウンロードも自由だし、子どもたちも楽しみにしているから渡してもいいので、そこも広報委員ならではの美味しい所です!
記事はページごとに担当を決めるので(これもLINEで相談)、あとは担当ページごとにまたグループLINEを作り、その後はそこで写真の選定や記事作成などの作業を進めていくことになります。
便利なLINEですが、ちょっと気になることも。私が担当しているページには6人ほどメンバーがいます。その中で、過去に広報委員を経験したリーダー的な人が色々と指示を出してくれますが、それに反応するのは実は私一人・・・。結局、最後には個人LINEでのやりとりで担当ページを完成したという、なんとも後味悪いものになりました。私が知らないだけで、リーダーが色々と個人的にやり取りがあったかもしれませんが、もし私がリーダーなら心折れてしまいそうです。
結局、こういった仕事量の平等さって永遠の課題なのかもと再確認し、でも無理はしないようにできることをさせてもらおうと、個人的にも反省しました。
高校の広報委員は、規模によってもまた公立・私立によってもその内容は様々だと思いますが、写真が好きで、学校行事を特等席で撮影したい方にはおススメだと思います!