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〇〇ダイエットの殆どが失敗してしまうワケ

ダイエット失敗

生まれはては消えるダイエット方法

「健康ブーム」はもはや昔の出来事のようですが、今でもネットやテレビ、筆者の周りでも「ダイエット」というワードを聞かない日はありません。常にホットワードなのです。

長い間、様々なダイエット方法が紹介されては消えてきました。それが現在も無数に繰り返されています。話題になってすぐに消えるが繰り返される。だから常にホットなのです。

「ダイエット方法」は生まれては”消える”のです。それだけ少しでも楽にダイエットをしたいという人が多いということもあります。

みなさんもこう思った経験はないですか?

「そういえばあのダイエット方法ってみんな痩せたの?」

「あれだけ話題になっていたのにいまはだれもやってない・・・」

など、気づけば消えているダイエット方法・・・

 

消えた理由は簡単です。その消えたダイエット方法は嘘だったということです。結果痩せない方法だったのです。
だって本当に痩せれるのなら、このSNS社会ですから、みんな知っててみんな続けてますよね?

正解は、ダイエット = 食事制限

実はダイエットという言葉自体は「食事療法」という意味で、痩せるという意味ではありません。よってそれに「方法」が続くのはそもそもおかしいのですが、そんなことは置いておいて、ダイエット(以降、痩せると同意)する方法はたった一つしかありません。

言葉の意味と近づきますが、ズバリ「食事制限」です。

何故言い切れるのかというと、痩せる仕組みを考えれば簡単です。

摂取量より消費量が多ければ痩せる。摂取量より消費量が少なければ太る。

実に単純で代えがたい事実です。

ダイエットにチャレンジする人もみんなこれはわかっていると思いますが、いままでになかった簡単で楽なダイエット方法があるんじゃないか?と思ってしまうところに落とし穴があります。

ですが、摂取量と消費量のようなほとんど物理的な関係をひっくり返すなんてできると思います?

なんの肩書もない筆者ですが、自身も様々なダイエットを行い数年前に12kg(67kg→55kg)の減量に成功した経験談で書いていますので、少し説得力を感じてもらえればと思います。

「運動で痩せる」が失敗するワケ

摂取量と消費量のことをかきましたが、ならば消費量を増やせば痩せるのでは?と思うのは当然でしょう。

摂取量より消費量が多ければ痩せるのは変えようのない事実なので、摂取量を増やさずに消費量を増やせばいいように感じます。ところがこれは失敗する確率がかなり高いのです。

消費とは大きく「基礎代謝」と「生活強度」に分けられます。この生活強度の部分を改善して消費量を増やしてみては?というお話です。

例えば、一つ前の駅で降りて歩いて帰ってみましょう。生活強度はあがります。山手線ひと駅の距離は平均で大体1km程度。これを毎日歩けば痩せるのでは?と思うかもしれません。

この1kmのウォーキングで大体どの程度カロリーを消費すると思いますか?かなり大雑把な計算ではありますが、大体100kcal程度なんです。ご飯一杯の半分以下です。1kmでも普段より多く運動すればいつもよりお腹が空きます。だがしかしご飯おかわりなんてもってのほかビール2口程度でその分はチャラ!です。

結局、お腹が空くのを我慢するのであれば、あえてキツイ運動を増やさなくても良いと思いませんか?

筆者は早朝ランニングをやっていた時期がありました。

しばらくすると体も慣れてきて、体調もすごく良かったのですがこれが微塵も痩せませんでした。。。
健康的ではあったと思いますが、運動した分食べてたんだと思います。心情的には走れば痩せると思ってましたからショックでした。

それに運動はどんな運動を行うかによって大きく変わってきます。その理由はまた別の機会に書きますが、要するに運動で痩せようと思えば、みなさんが想像するよりもはるかに多くの運動が必要で、それが5kg,10kg落とすとなると、そこに到達するまでの運動量は相当なものになっていきます。

それに耐えられる忍耐力と多くの時間が必要になってしまうのです。

誤解しないでいただきたいのは、運動してはだめなわけではありません。
痩せるためにはあくまで食事制限。そして、効率的に健康的に痩せていくためには運動が必要になるということです。

巷で盛り上がるダイエット方法ではなぜだめなのか

上記で触れてきたダイエットの仕組みをご理解いただけたのであればすでにお気づきと思いますが、よくあるダイエット方法を例になぜだめなのか解説してみます。

身につければ痩せる系ダイエット

履けば足が細くなる。

着れば腕が細くなる。

撫でれば顔が細くなる。

色々ありますが、実は脂肪は柔らかくて皮膚の上から力を加えて移動することもできちゃいます。ですので、そのグッズを身に着けたとき効果を体感できるとは思います。

が、痩せてはいません。当然ですね。

細くなった足もあくまで脂肪が移動した一時的なもので、脱いだらみるみる元通りです。

サプリメント系ダイエット

確かに、代謝をアップさせるために必要な栄養素や、食事前に食べれば吸収を抑えてくれたりといった物があるのは事実です。ダイエット食品を食べたことでその分の食事量が減るとはおもいますし、カロリー摂取が減ることもあるでしょう。
しかし、それでどれだけ摂取量が減るでしょうか?これまで食べていた量に加えて食べてるんです。ぶっちゃけていいますが、そんなのは”誤差”です。食べて痩せるわけ無いでしょう?

カレーダイエットとか、黒豆ダイエットなんてものもありましたが、痩せやすくなる栄養素が入っていたとしても食べる量が減らなければ痩せません。

医学的なエビデンスがないわけではないと思いますが、誤差程度の変化しか期待できません。

呼吸法・体操系ダイエット

いろんなポーズをとったり、いろんな呼吸をおこなったり、というダイエット方法もありますね。
これも全否定しているわけではありません。健康法としてはもちろん効果的なものもあるでしょう。
しかし、それで痩せるかどうかというとまた別の問題です。

それだけでは痩せないのです。痩せたとしても気づかない程度と考えてください。

筋トレグッズ系ダイエット

実は筋トレはダイエットにとって大事なファクターです。これはまた別の機会に話しますが、筋トレグッズこんなものがありました。

1日に一回お腹に貼れば腹筋が鍛えられ、ウエストが細くなる。

腹筋が楽にできる腹筋マシーンでウエストが細くなる。

腕をブルブルさせるマシーンで二の腕が細くなる。

なんか変なゴムを使って色々やるとお尻が引き締まる。

部分痩せという言葉がありますが、これは非常に難しくそこの部分を鍛えれば痩せるという単純なものではありません。ほとんど無理です。

腹筋を鍛えればウエストが細くなるなんてことは絶対にありえません。摂取量が減らなければどんなにどんなに腹筋だけを鍛えてもほとんど意味はありません。

身につける系は論外として、これらはまったく意味がないわけではなく、ダイエットを手助けしてくれる方法とは言えます。
それはあくまで手助けであって、ダイエットそのもの、つまり痩せるための手段とは言えません。ダイエットはやはり食事制限なのです。

 

食事制限はつらい。続かない。我慢するくらいなら痩せなくていい!

と思う人も多いでしょう。実際に筆者も何度か言われたことがあります。
食事の量を我慢していた際に「人生損してるよ!」と。

ダイエットを成功した人ならわかると思いますがこれは全く逆です。

そもそもなぜダイエットするのか

単純にみにくくなってしまった自分を元の姿に戻したい、みにくい自分を変えたいと思う人がほとんどだと思いますが、痩せてみないと気づかない事も含め、筆者がダイエットに成功した時感じたメリットをお伝えします。
※不健康に痩せた場合は成功とはいいません・・・

苦労した結果ということもあり、全てが飛び上がるような嬉しさです。
大げさかもしれませんが、まとめると・・・

若返ったような感覚です。

いやほんとに。

食事制限などせず、食べたいものを食べたい時に食べたいだけ食べれることは一つの幸せかもしれません。
しかしその結果、体が不健康になれば楽しめることはどんどん減っていき、統計的にみても寿命まで縮んでしまいます。

〇〇ダイエットで無駄にお金や時間を使ったりせず、効率的にダイエットを成功させて人生を楽しみましょう!

 

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