「調子良くなった。」
先日、「快適に眠れる上手なエアコン活用方」をご紹介しましたが、SNS上で室外機の上に濡れたタオルを置いて冷却効率を良くしようとする人がいるようです。
実際に試した人は「調子良くなった」という声も聞かれますが、実際にはどうなのでしょうか?
空調メーカーでは室外機の上には物を置かないでほしいとのことですが、「理論的には冷房の効きがが良くなる可能性はあります。」とのことです。
拡散されているのは水で濡らしたタオルを室外機の上に載せ、さらにそのタオルの端を隣に置いた水の入ったバケツに浸すことで、常時タオルがぬれた状態に保つという方法です。
これにより、タオルに含まれた水が気化する際に天板の熱を奪い、天板の温度を下げるというものです。
メーカー推奨の効率アップ方法
1.効率的な使い方は、まず吹き出し口の前に物を置いたりカバーで覆ったりせずに、室外機の周囲にはスペースを空けることで、近くに物があると熱がうまく逃げられなくなってしまいます。
2.室外機を日光に当てないこと。木を植えたり、「すだれ」や「よしず」で日差しをやわらげることを推奨しています。なお、室外機を冷やすために直接水をかけることはNG。
メーカーは故障の原因になる可能性があるとしています。
SNSでは
設定温度を下げまくっても室温が30度から下がらなくて命の危険を感じたので今朝 室外機の打ち水マシーン設置したら設定温度26度でも寒いくらいにクーラー効き出したから発明した方に感謝。 pic.twitter.com/daJjomy2IJ
— 茶太郎 (@wabisuke0612) August 16, 2020
あと、忘れちゃいけないのがエアコン本体のフィルター清掃です。
それでも冷えないときはガスが漏れてることもあるので、冷えが極端に悪いときは町の電気屋さんにみてもらうことも考えましょう。