【ショートホラー】YouTubeで観るおすすめショートホラームービー4選！

今回は、たった数分でもしっかり怖いおすすめショートホラー映画をご紹介します！

すべてYouTubeで視聴することができますので是非チェックしてみてください。

「あつ森」を題材にしたショートホラー「Don’t Peek」

幅広い世代に人気のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を題材にしたホラー映画です。
2年前にYouTubeに投稿された作品ですが、現在Twitterにて話題を呼び注目を集めています。ゲーム画面に一部英語が出てくるだけでそれ以外はセリフがないので、英語がわからない人でも十分楽しめると思います。

深夜、「あつ森」をプレイする女性はゲーム内の部屋と自分の部屋がリンクしていることに気づきます。
電気を付けたり消したり、引き出しを開け閉めして面白がっていると、ゲーム内に不気味な人影が。

画面内のキャラクターが「Will you let me out？(ここから出してくれる？)」と問いかけ、女性が「No」を選択すると・・・。

「あつ森」のあのほのぼのとした雰囲気は皆無。約7分でしっかり怖がらせてきます。突如現れる不気味な人影で心臓が一気にドキドキしました！
ゲームと自分の部屋がリンクしているなんて非現実的な状況で笑っていられる主人公のタフさも凄い・・・。
夜中電気を消して真っ暗な部屋で観たのですが、観終わった後、自分の部屋にも何かいるんじゃないか？なんて考えて少し寝付きにくくなりました笑！

実はこの作品、夜中部屋の電気を消して「あつ森」をプレイしていた時に、足元に何かが隠れている気がして怖くなったという、監督自身が体験した出来事を元にしているそうです。

視聴した人達は、「夜にゲームするのが怖くなった。」「想像以上に怖かった。」などのコメントを寄せています。夜更かししてゲームしちゃう子どもへの良い教材になりそう。

長編映画化も決定しているらしく、現在制作中とのこと。短編でもめちゃくちゃ怖かったのに、長編だとどうなってしまうのか、公開が待ち遠しいです！

リアルで不気味な空間が不安を掻き立てる「The Backrooms」

海外でネット・ミームとなっている「リミナルスペース(※)」をモチーフにしたホラー映画です。
※「リミナルスペース」とは、人のいないショッピングモールや夜のプールなど、見慣れているはずなのに妙に不安をかき立てられる風景のこと。

「The Backrooms」シリーズは現在短編16本の動画で構成されています。

最初に投稿された「The Backrooms(Found Footage)」。

映画の撮影をしていたら突然異空間へと飛ばされてしまうところからスタートします。
何もない黄色い部屋がどこまでも続く奇妙な空間を進んでいくと・・・。

POVで撮影された粗い映像に、手持ちカメラによる手ぶれ表現や死角の怖さで不安が掻き立てられます。
部屋を徘徊する謎の生物にもゾッとします。まさに夢の中に出てきそうな映像でした。

監督のケイン・パーソンズさんは当時16歳で、Blenderという制作ソフトを使用しているとのこと。

「この高クオリティな作品を高校生が作ったとは思えない」と話題になり、長編映画化の制作が発表されました。
監督はパーゾンズさん自身が務め、『ミッドサマー』のA24とジェームズ・ワンのアトミックモンスタープロダクションズ、チャーニンエンタテインメント、21ラップスエンタテインメントとホラー映画のプロフェッショナル達が制作に携わります。制作はパーゾンズさんの夏休みを利用して行われるそうです。

ちなみに、この作品以外にもBlenderで制作されたショートムービーが投稿されているので、気になった方は是非覗いてみてください。

もうスナップチャット出来ない！「Fear Filter」

スナップチャットで遊ぶ女の子に襲いかかる恐怖を描いた約４分の作品です。

スナップチャットのフィルターで遊ぶ女の子。誰もいないはずのドアの向こうにフィルターが反応して・・・。

この何も無いところにフィルターが反応しちゃうことたまーにあるんですよね。実際はただのバグだと思うんですけど、現実にこんなこと起きたら怖すぎますね。

なかなか攻撃的な幽霊でちょっと面白いですが、前半の叫び声やBGM、効果音でだんだん怖さが増していくんですよね。
まるで透明人間がいるかのような表現はどうやって撮ったのか気になる！撮影風景も観てみたいですね。
最後の女の子の悲鳴も凄くリアルでした・・・。

真夜中の駐車場に訪れる恐怖「Larry」

真夜中、駐車場の警備室で暇を持て余す男性。タッチパッドを見つけ起動するとモンスターの絵が。
名前は「Larry」といって、知ってしまうと“友達”になってくれるまで追い詰めるという。そのモンスターの存在を知ってしまった男性のもとに恐怖が訪れる。

真夜中の人気のない駐車場というところからもう怖い。
警備室の電気が一瞬消えるシーンが何回かあるのですが、電気が点くたびドキッとしちゃいます。
終始怖い雰囲気が漂っていますが、「Larry」も特に攻撃してくるわけじゃないし、本当にただ友達になりたいだけかも？と考えたらちょっと可愛く見えてきました。

『come play』という長編映画の元になっているそうです。気になる方はそちらも是非ご覧ください！

最後に

いかがでしたか？

どの作品も短編でありながら長編映画に負けないくらいちゃんと怖くてホラー映画として十分楽しめました！

特に「あつ森」や「スナップチャット」など身近にあるものや稀に起こる現象をモチーフにした作品は、身近だからこそ実際に起こったら・・・と想像しやすいので余計に怖く感じますよね。

怖っ！と思うと同時に、自分の実体験やアイデアをこうやって映画に落とし込めるって凄いなぁと感心しちゃいます。

ショートムービーは長編映画だと長くて見飽きてしまうという人にもおすすめですし、YouTubeで公開されているものばかりなのでスマホですぐに観れちゃいます。
この他にも様々なショートホラーがYouTubeにて投稿されているので、興味のある方は是非見てみてください！