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南極で撮影された『沈まない太陽』のタイムラプスが非日常すぎる

地球の最南端での一日の太陽はどのように見えるのだろう?

一日を通して陽が沈まない白夜、一日中陽が昇らない極夜。
南極では白夜は12月、極夜は6月頃に訪れます。

実験的なプロジェクトの一環として南極に15年間駐留していたロバート・シュワルツ氏は、極寒の南極で、なんと5日間にもわたって地平線上に浮かぶ太陽のタイムラプスを撮影しました。

 

 

2017年3月に撮影されたこの映像は、南極が4月から8月にかけて暗い時期を迎える”日没直前”の空を捉えていて、太陽は低い高さを維持しながら平行に移動します。

5日間なのですから、単純に太陽がカメラの回りを5周していることになります。

 

 

日本に住んでいる私達が見ると、ずっと夕日もしくはずっと朝日の状態です。夕焼けや朝焼けは美しいものですが、それはあくまで一日の中の刹那だからというもの。

一日中(この動画では5日間)同じ高さの太陽を肉眼で見たとき何を感じ、何を思うのでしょう。

南極や北極以外でも、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、アイスランドといった国々で白夜や極夜が起こります。特に白夜は、フィンランドで「ユハンヌス」、スウェーデンで「ミッドソッマー・ダーゲン」など国によってはお祭りを行うこともあります。

日本では非日常すぎて想像もできませんから、一度そこに立ってみると、これまで感じたこともなかった感覚を得られるような気がします。

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