あおり運転のデータ
先日、2017年6月に起きた「東名あおり運転夫婦死亡事故」のやり直し裁判がありましたが、煽り運転に関するデータが、色々と発表されています。
警察庁交通局による調査では加害車両は車両価格が500万円を超える高級車が圧倒的に多く、対照的に被害車両は同500万円未満が7割以上を占めています。
また被害者の数では40代が最も多く、加害者は30代が多いとのことです。
車の色も関係する?
九州大学の教授によると、被害に遭う車は圧倒的に白系が多いそうで、ホワイト(26.3%)とシルバー(25.8%)が合わせて半数以上になります。一方で加害者側の車の色は予想どおりブラック。
車両の種類では軽自動車とのことです。
ドレス効果
九州大学の教授は、「スーツを着ればしゃんとするように、人は服装によって気分も振舞いも変わるんです。これが、車の場合にもいえます。価格や色からして、“強そう”な車は“強そう”に振る舞うし、“弱そう”な車は狙われやすいんです」とのことでした。
スズキ・キャリイは煽られない?
調査期間中、軽トラックのスズキ・キャリイについて興味深い結果が出ています。
スズキ・キャリイの運転手は高齢者との先入観からか、キャリイは怒りを喚起させにくく、クラクションも鳴らされにくいという結果になったそうです。
私も黒い車に乗っていますので車間距離などに注意したいと思います。