パラシュートが絡みついた最悪の瞬間を頭上のカメラが撮影していた

一度は大空を飛んでみたい。誰もが一度は思う夢。

パラグライダーはそんな夢を叶え、浮遊感を体験できる特別なアクティビティですが、一歩間違えれば命を失う可能性がある危険なものです。

その最悪の瞬間は前触れもなく突然訪れます。

突風にパラシュートが煽られ、体に絡みつく。

ヘルメットに取り付けたウェアラブルカメラは、その瞬間を撮影していました。

パラシュートが絡みつく

一瞬にして、パラシュートはよじれ、パラコード(体とパラシュートを繋いでいるロープ)は複雑に絡み付きます。

パラシュートが開かない

なんとか、パラコード解こうと必死にもがきますが、回転し続ける体でそれを行うのは困難。その間に地面がどんどん近づきます。

果たして彼の運命は・・・

 

 

https://www.luisonte.es/post/691498311739441152/sabes-cu%C3%A1nto-tiempo-hay-desde-que-falla-el

 

絡みついてから、予備のパラシュートを開くまで約30秒。

動画を見ていても鼓動高鳴り、手に汗を握る瞬間でした。おそらく彼にとって人生で一番短く、長い30秒だったことでしょう。

動画をよく見ると、あまりに複雑に絡まり続けるロープによって予備のパラシュートを開くことにさえ、苦戦している様子が見て取れます。

ほんの数秒でも遅れていたら地面に叩きつけられていたかもしれません。

 

鳥のように身一つで空を飛ぶ。

誰もが夢見る最高の瞬間は、最悪の危険が隣り合わせなことを忘れてはいけません。鳥だって落下すれば命を失うかもしれないんですから。

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