イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織「ハマス」との対立が激化。「ハマス」が発射したロケット弾を、イスラエルの防空システム「アイアンドーム」が迎撃し、凄いと話題になっています。
アイアンドーム
「アイアンドーム」は、イスラエルのラファエルとIAIが開発したしたもので、4~70㎞の距離から発射されて飛んでくるロケットと砲弾を襲撃する事ができます。
2021年5月10日、イスラエルがガザ地区に空爆を行い、これに対してハマスはロケット弾で報復。
11日夜になると、ハマスはさらに130発のロケット弾を発射しました。
The skies of Tel Aviv tonight as the Iron Dome missiles are shot into the sky to blowup the incoming rockets from Gaza. Just surreal. pic.twitter.com/zXgAaU5tF6
— Louis Fishman لوي فيشمان לואי פישמן (@Istanbultelaviv) May 11, 2021
イスラエル中部に住む現地の人がTwitterに投稿した動画をみると、夜空に次々と閃光がまたたき煙があがっています。これは、ガザ地区から放たれたロケット弾が、「アイアンドーム」によって迎撃された際の光だという事です。
この時、「アイアンドーム」は、放たれたロケット弾のうち90%の迎撃に成功したようですが、10日以降イスラエルでは3人の死者がでました。
ガザ地区でも10人の子どもを含む30人以上が死亡しています。
イスラエルとパレスチナの長年にわたる紛争。「アイアンドーム」があっても、紛争が続く限りどちら側にも犠牲が伴います。
平和な日々がはやく訪れますように、そう願ってやみません。