先日、NHKの「所さん!大変ですよ」で注湯するときに沸かす電気ポットが紹介されてて、これは便利だよねってお話でした。
その電気ポット、押すとチョロチョロとお湯が出てきます。仕組みをいうと、中には長い管があってそこを通してる間に沸かすというもの。技術的には真新しいものではありません。電気ポットもティファールを始めとした瞬間湯沸かし器ももっというとやかんで沸かすのも同じ。容器を電気か炎で温めて、その容器に接している水が徐々に温まってお湯になるというもの。
対して今回紹介するのは、湯沸かし機業界をひっくり返す驚愕のガジェット。2019年のCESでHeatworksというアメリカのメーカーが発表した”水差し”。その名も『Duo Carafe』。
注ぐ瞬間設定温度になったお湯が出てきます。入ってるのは水なんですよ!
ちなみにティファールは、カップ一杯わかすのに約50秒ということで、こちらも早いのは早いし、自宅でも使ってますが、Duo Carafeは注ぐ瞬間です。
何度でもいいます。注ぐ瞬間水がお湯になります!
しかも設定した温度で。こんなもん魔法だと思うんです・・・・
ちょっとなにいってるわからない。という方は以下のプロモーションビデオをどうぞー
見ました?びっくりでしょ!
どこで売ってるの??いつ発売なの?っておもったっでしょ?まぁもちついて。
冒頭でお伝えしたようにCES2019で発表されて以降、世界中で話題になりました。当所、2019年中に発売で数万円だとか、2020年だとかいわれてまだ発売されてないのが実際の所・・
なーんだ発表だけしてつくれなかった系かよ
と思うのはまだ早い!実はこの技術、Ohmic Array (オーミックアレイ)というテクノロジーなんですが、すでに湯沸かし器と食洗機が売られています。Webサイトには詳しく掲載されています。
なんでも、電子レンジに似た技術らしく水を直接温めるのだとか・・・そのため電気代も安く、確実に設定温度にできるっていうことらしいです。すごい。。
ほしい。あまりにもほしい。
発売されたらすぐ買う!瞬間湯沸かし器なんて捨ててやるところが安全性の問題があって、発売の予定はまだ先なのだとか・・うぬぬ・・
Duo Carafeが買えないのは残念ですが、発売されることを祈って待ちましょう!
ちなみに、「MODEL3」という湯沸かし器は米アマゾンなんかでも売ってますので、個人輸入して自分で取り付ければ使えることは使えるのかな?Heatworksはお風呂の湯沸かしの補助的な役割を推奨してるみたいですが。個人的に思ったのは、
この湯沸かし器、床暖房につかえるんじゃね?
と思ったんですよー電気代安くて温度も確実なら使えそうですよね??
ということで、「床暖房に使えるか?」って直接Heatworksさんにきいてみましたよー
Heatworks製品は輻射加熱システムで問題なく動作することを確信していますが、特定のアプリケーションでのユニットのテストはまだ行っていません。 Heatworks製品にはポンプがありません。温度と消費電流はユニットで設定する必要があります。 温度上昇チャートは、オンラインサポートセンターにあるMODEL 3マニュアルで参照できます。 システムのポンプの1分あたりのガロンあたりの需要に基づいてこのチャートを参照すると、放射暖房システムの電力需要と出口温度のサイズを決定できます。 また、このアプリケーションでエチレングリコールを使用する場合は、保証が無効にならないように、濃度を体積で10%未満に保つ必要があります。
上記は直訳ですが、要約すると、「加熱システムに自信はあるけど、ポンプと一体となったシステムが必要だし、そのテストはやったことないよー」ってことでした(適当)。
うーん、そう簡単にはいかないかぁー。と思いつつ、ひとまず「Duo Carafe」がでるのを祈っておりますよー。
食洗機は結構売れてるみたいですんでチェックしてみてくださいね!