あらゆるビジネスのEC化を支援する「ecforce」の新CMに『なかやまきんに君』が出演し、そのビジュアルなどが公開され話題となっています。
今回のCMでなかやまきんに君が挑戦したのは、フェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」のパロディー。
お決まりの「やーーーーー!!」で牛乳(正確には、 白く着色した水だそうです)を注ぐも、ツボが穴だらけで大量にこぼれてしまいます。
集客ばかりに注力をしてECカート選びを間違えてしまうと、購入につながらず、穴の空いたツボに注ぐ牛乳のように(顧客/CVRが)漏れていってしまう様子をCMの演出で表現したということですが、なかなかのインパクトでCMとしては大成功なんじゃないでしょうか。
撮影にあたっては、なかやまきんに君は牛乳をこぼさないようにしっかりと筋肉を安定させることや「やーーーっ!」を言うときの表情を意識して臨んだということで、撮影現場でもスタッフからは笑いが起こったそうです。
撮影後のインタビューでは、今回のCMのテーマにちなんで「無駄になってしまった経験やエピソード」について尋ねられたきんに君は、「お笑い芸人としても活動して23年目なのですが、お笑いの方では穴だらけで…いいネタかなと思ったり、先輩からいいフリをもらっても穴だらけなので全部お笑いを逃しています。なので何とかお笑いの穴は埋められないか常に思っているんですが、広がる一方で手がつけられないですね。そこを何とかしたいと思っています。」と応えています。
謙遜していますが、この筋肉芸で23年も芸能界を生き抜き、また最近では独立も果たし活躍の場を広げているなかやまきんに君。ちょっと穴があって抜けているところも魅力だと思うので、このままブレずにその道を貫いてほしいです。