現在SNSで「マコモ湯」という入浴法が話題になっているのをご存知ですか?
注目されるきっかけとなったのが、Instagramでセルフラブ・セルフケアについて発信する「ちひろ 🌿 ホリスティックヘルスの伝道師」さんによるこちらの投稿。
「うちのお風呂1年半、お湯替えてません!」と衝撃の告白をする女性。銀色の浴槽を覗くと黒いお湯が張っています…!そして白い洗面器ですくうと…茶色に濁ったお湯の中に何かが浮かんでいます。
なぜこのような状態になっているのかというと、イネ科の植物であるマコモを発酵させた入浴剤を入れているからとのこと。
ちひろさんによると、「マコモをお湯に入れると発酵の力で雑菌を抑えてくれるからお湯を替えなくていいんです。逆に替えない方がお湯の質が良くなっていくから、アトピーや肌荒れにも良いと言われていてデトックス効果も抜群!」なんだとか。
1年半お湯を替えていない状態や濁ったお湯の色に関してSNSでは「浴槽はいつ洗ってるの?」「簡易ガンジス川」「ちょい閲覧注意」などの否定的な反応が。
たしかに1年半もお湯を替えていないというのは正直大丈夫なのだろうかと心配になります。
調べてみると、この「マコモ湯」は民間療法の一つで、アトピーや肌荒れに対する効果について科学的根拠は明らかになっていないそうです。中には「浴槽の水を長期間替えないで使用するのは絶対にやめましょう」と注意する医師の方もいます。
健康に対する考え方は人それぞれだとは思いますが、極端な方法は健康とは真逆の結果に繋がってしまうことがあるので、自分の体に合っているか確かめながら実践していきたいですね。
ちなみにマコモ湯の使用については動画のキャプションにも書かれていますが、購入先で使い方を教わり、個人の責任と判断で行いましょう。