“モキュメンタリーホラー(ドキュメンタリー風に制作されたホラー作品)”動画を公開しているYouTubeチャンネル「フェイクドキュメンタリーQ」。ホラー好きな筆者が、このチャンネルのおすすめ回をご紹介していきます。
BASEMENT
今回ご紹介するのは、「– (basement) – BASEMENT」。「BASEMENT」は地下室や地下という意味らしいのですが、本動画はエレベーターが舞台になっています。
「2015年11月17日、ひとりの女性が僅か4分の間に姿を消す事件があった これはその女性を最後に記録したものである」というテロップから始まるのは、エレベーターの監視カメラの映像。
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10階からひとりの女性が乗り込むと、エレベーターはそのまま下降し途中で5階と3階に停まりますが、いずれも乗り込む人の姿はありません。ドアが閉まって再び動き出しますが、エレベーターは1階を過ぎても停まることなくどんどん下降していきます。
初めは何事もなく立っていた女性も、異変に気づいたのか窓の外を覗き込んだり、パネルを操作したり、スマホで連絡を取ろうとしたり、色々試してみますがエレベーターは停まりません。
1階から下は真っ暗で何も見えないし、階数が表示されている画面もバグってて絶望的です。
監視カメラを見る女性の助けを訴えるような表情に胸が痛みます…。
途中で監視カメラの映像が乱れてノイズが走ったように静止画で固まったり、正常に機能したエレベーターに乗り込む人の姿が一瞬だけ映ったりと映像もおかしくなって、いったい何が起こっているのか意味不明な状態。

ただ、何度か差し込まれる、エレベーターに普通に乗り込んでくる人の姿を見ると、まるで最初に乗ってきた女性がいる空間だけ異世界にいるみたいですよね。
女性はどこへ行ってしまったのか
いったいどこまで下降してしまうんだと思いましたが、地下80階くらいのところでようやくストップします。ですが、扉が開くと外は真っ暗。うずくまっていた女性は恐る恐る外へ出ていくと、扉が閉まり、上昇して1階へ。何事もなかったようにカップルが乗り込んできて6階で降りると、そこで動画は終わります。

SNSやオカルト系のネット掲示板では、「エレベーターで異世界に行く方法」みたいな都市伝説が出回っていますが、本動画では、幽霊や怪異などに連れ去られる描写は無く、ただ運が悪かったみたいに突然異変が起こって女性はそのまま消えてしまいました。
ちなみに個人的に「怖っ!」と思ったポイントは異変が起こった時間帯です。監視カメラの左上に時間が表示されているんですが、そこを見ると異変が起こったのは14時前くらい。普通こういうのって夜起こるのが相場じゃないですか?真っ昼間からこんな怖いことが起こってるなんて、もうどうしようもないでしょ…。
今後エレベーター乗る時ちょっと身構えちゃいますよ。
初見では気づかなかったのですが(手で目を覆いながらチラ見してたので…)、コメント欄を見ると、地下から1階に戻る時に窓の外にちらほら顔が映っているみたいなんです。
その現象について、
「もしかしたら被害者の顔で、この女性以外にも沢山の人が異なるフロアで降ろされてしまったのではないか。みんな異世界の暗闇の中でエレベーターが来るのを待っていて、エレベーターが折り返し地上に上がってくるタイミングで自分の階層に停まるのを扉の前で期待しているんじゃないか。」
「これまでに閉じ込められた人たちが地上に帰りたい一心でエレベーターを地下に呼ぶことで、被害者が増えているのかも…。」
というような解釈をしている方がいて、ゾッとするほど納得してしまいました。
監視カメラに映る女性はいったいどこに消えてしまったのか、皆さんも考察を楽しんでみてください。