TBSアナウンサーの安住紳一郎さんが2005年4月からパーソナリティを務める毎週日曜日10時から放送のTBSラジオ番組『安住紳一郎の日曜天国』(以下「にち10」)。残念ながらTBSラジオの電波が届かない地域に住んでいるため、普段はポッドキャストで楽しんでいます。F2層(35歳~49歳 女性)の私が愛してやまない「にち10」のエピソードを紹介していくシリーズです。
今回は、受験シーズンに刺さりすぎる「中二病と浪人エピソード」をご紹介します。
中二病を引きずりながら、まもなく更年期へ

このエピソードは、2016年1月17日放送の回です。この日は、センター試験(現在の大学共通テスト)の二日目で、この回で安住紳一郎さんは、自身の内面に今も残る「中二病的な感覚」について語っています。
安住さんの生まれた昭和48年は同級生が210万人!現在の少子化社会と違って分母がすごいですね。なので大学受験はものすごくシビアで、実は安住さんも浪人を経験しています。
高3の2月にはすでに浪人が確定していたということで、安住さんは地元に残るのではなく、次の年の受験シーズンに備えるべく、知り合いも誰もいない東京に行き浪人生活を送ることに。また高校の卒業式にも出ないと決めていたそうです。しかし、やはり寂しくなって急遽卒業式には出席したということで、絵に書いたような中二病です。
また、壮絶な浪人時代の勉強法も披露され、なんと当時の英語のノートが紹介されました。そこには、「架空のクラスメートに英語を教える体裁をとりながら英語を勉強している」という、安住さん曰く「もう立派な病気です」なエピソードが語られました。
涙声の安住さんのエール
続いて、浪人生のセンター試験の話になり、英語の勉強法が間違っていたことで思うように点数が取れないだろうと悟った安住さんは、帰り道にCDショップに寄り買ったB’zの「ALONE」を聞いて、涙がこぼれたそうです。
当時の記憶が蘇ったのか、言葉に詰まり始める安住さん。絞り出すように、「受験生にかける言葉は俺は持っていないんだよ。心から全員の健闘を祈っているよ。今日の一曲目は俺のソウルソングだ。B’zの「ALONE」。元気で会場に向かってくれ。」と続けました。
途中間がありますので、これは私の希望的予想ですが、きっとマイクを下げて、ちょっと涙を隠しながら必死に言葉を繋いでいたんだと思います。
私にもまさに大学受験の息子がいるので、この言葉には心が震えます。
推薦組への壮絶な恨み節
この回では後半に、安住さんおなじみの「推薦組をどうしても許せない話」も登場します。現在の推薦制度(総合型選抜)などは当時とは全く違うので、完全に令和の受験生にはアウトな内容ですが、推薦入試で早々に進路が決まった同級生たちを見たときのどうしようもないモヤモヤは今でも健在で、一緒に仕事する人たちには、それとなく探りを入れて、時には一般受験組で取り囲んでネチネチ言っちゃう程だそうです。
受験生にも、その親にも、今この時期だからこそ聴いてほしい放送回をご紹介しました。