しばらく続いた高温傾向も今週末までとなりそうで、来週からは本格的な空きの様相となりそうですね。
明け方の気温もかなり下がりそうです。寒くなると布団の中から抜け出すのが大変になってくる方もいらっしゃると思います。気温に関係なく慢性的に目覚めの悪い人もたくさんいらっしゃいます。
パフォーマンス向上起床システム
ダイキン工業株式会社と京セラ株式会社が共同研究を進めている「パフォーマンス向上起床システム」があなたの目覚めを変えてくれるかもしれません。
開発経緯
一般的に、睡眠と日中の活動は互いに影響し合っていると言われています。また、最近の脳科学の研究では、前頭葉が活性化するほど頭が冴えて高いパフォーマンスを発揮できるとともに、人に優しくできるなど、感情をコントロールしやすいということも言われています※1。そこで、ダイキンと京セラは、良い「目覚め」は健やかな日中の活動と夜の安眠につながると考え、起床直後から脳が活性化し高いパフォーマンスを発揮できるようなシステムを目指し、2020年9月から共同研究を開始しました。
本システムは、ダイキンの空気の渦輪(うずわ)制御技術による柔らかで優しいリズムの空気刺激と、京セラの紫色LEDとRGB蛍光体調合技術による自然光に近く生体に優しい光のLED照明「CERAPHIC©」が点灯することで、快適な目覚めを提供し、脳の活性化を促すという世界初の目覚ましシステムです。
特徴
起床時間になると天井に設置した目覚ましが自然光に近い光を発し、サーモセンサーで人の顔を検出して追尾しながら渦輪(うずわ)と呼ばれる環状の空気を送り出します。
一定のリズムで顔にあたる渦輪は「ふわっと優しく頬をなでられる感触」で、ある意味不快な目覚ましの音とは違う心地よい目覚めを体験できるのではないでしょうか。
今後の展開
両社は今後、市場のニーズを見ながら「パフォーマンス向上起床システム」の実用化を検討するとしています。
試作機は10月19日に開幕する「CEATEC 2021 ONLINE」の京セラブースで参考展示されるそうです。