近年、若者?(60代以下)のテレビ離れがますます進んでいるようで、ついに国民全体で79%にまで落ち込んでしまいました。
2020年 国民生活時間調査
NHK放送文化研究所は5月21日、「2020年 国民生活時間調査」の結果を公表しました。
国民生活時間調査は、睡眠や仕事、家事、食事、テレビ視聴など、1日の生活行動を時間ごとに調査しており、日本人の生活の実態と変化を如実に表すものです。
1960年から5年ごとに実施。日本人の生活に関する基礎的なデータとして、行政機関や企業、研究機関などで利用されています。調査の対象は10歳以上の7,200人で、有効調査数(率)は4,247人(全体の59%)です。
在宅時間は増えたにもかかわらず、平日の1日に少しでもテレビを見る人の割合は前回の85%から79%に減少。60代以上はほぼ変わりませんが、16~19歳では71%から47%に激減ししています。20代でも約半数しか視聴していなかった。担当者は「テレビを毎日見る習慣がなくなっているのではないか」と分析。一方、1日にインターネットを利用する人の割合は全体で45%、16~19歳では80%と若い人の間でのテレビ離れが進んでいます。
朝の時間帯だけを見ると興味深い結果が見えてきます。以前はテレビのドラマにあるような、朝食を取りながら朝の情報番組をみてから、会社や学校にでかけたりするのが普通(?)だったのですが、最近はあまり早起きはせずに、睡眠時間を長くとる傾向にシフトしてきています。
情報はすべてネットからということなのでしょうか?
何れにせよ、この傾向は今後更に顕著になることは確かだと思います。テレビ局は大変な時代に来てしまっているようです。