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10億人分。
先月の6月21日に尼崎市で起きたの個人情報を含むUSBメモリーの紛失事件、まだ記憶に新しいかと思いますが、紛失したUSBメモリーに入っていたのは、「全市民の住民基本台帳の情報(46万517人分)」や「住民税に係る税情報(36万573件)」などでしたが、中国で上海国家警察のデータベースから盗み出されたと見られる約10億人分の名前や住所などの記録が、10BTC(約2697万円)の価格でオンラインフォーラムで販売されていることが明らかになりました。
オンラインフォーラムに公開された投稿によると、22TB以上に及ぶ大量のデータには中国人約10億人分の個人情報が記されており、すべて上海国家警察のデータベースから盗み出したものであるとのことです。
このフォーラムに投稿した「ChinaDan(ハンドルネーム)」は7万5000件の記録が含まれるというサンプルを公開しています。
これには中国人の名前や住所、ID、電話番号、犯罪記録などが含まれていたとのことです。
早速、中国のコミュニケーションアプリ「Weibo」ではハッシュタグ「情報漏えい」がブロックされているとのことです。
Apparently, this exploit happened because the gov developer wrote a tech blog on CSDN and accidentally included the credentials.
1 billion records of private citizens’ data. 😭 https://t.co/vPISm534Tn pic.twitter.com/FpMCGrpx08
— CZ 🔶 Binance (@cz_binance) July 4, 2022