新生活にまつわるフィッシング詐欺にご注意下さい。

公共料金や各種行政を騙る詐欺が急増

新年度もスタートし、新しい環境で新生活を始められている方も多いと思いますが、新生活にちなんだ?詐欺行為が増える時期でもあります。

2024年3月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より 41,661 件増加し、97,163件と+75.1%の急増となっています。

© Council of Anti-Phishing Japan

中でも多いのが東京電力および Amazon をかたるフィッシングの報告です、それぞれ報告数全体の約 15.9%を占めています。次いで報告が多かったイオンカード、三井住友カード、メルカリ、ETC利用照会サービスをかたるフィッシングの報告をあわせると、全体の約 66.7%を占めました。

ショートメッセージからの誘導

SMSから誘導されるフィッシング (スミッシング) については、前月に引き続き、宅配便関連の不在通知を装う文面からAppleをかたるフィッシングサイトへ誘導するタイプの報告が多くなっているとのことです、メッセージ文面も不在通知に関するキーワードを組みあわせて作成したと思われる多くの文面が確認されています。
また、金融系や電力会社をかたる文面の報告も多くなっているとのことです。

手続きに関わる詐欺

新しい環境への適応や各種手続きに追われるなかで、「電気料金が未払いです」「引越しの手続きが済んでおりません」「サービスへのご登録、ありがとうございます」などといったメールやSMSを目にした人は多いかもしれませんが、ここは冷静に対応すること(領収証や過去の取引メールの確認)が重要です。
不安な方は必ず公式のページからログインして取引を確認してみて下さい。

© Council of Anti-Phishing Japan

 

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