Internet of Things(IoT)ではなくIoT( Internet of toilet)
IoTという、身の回りものがネットにつながり皆さんの生活が少しづつ変わり始めていますが。2021年1月11日~2021年1月14日に開催された「CES2021」で、水まわり設備機器メーカーTOTO株式会社は“健康”という新たな生活価値創造を目指す「ウェルネストイレ」の開発に取り組むと発表しました。
健康データを集めるトイレ
人が日常的に利用するトイレを用いて健康状態と関連するデータを収集するとともに、健康に関するレコメンドをスマートフォンを介して行う機能などを備えるトイレの開発すすめるそうです。
TOTOが考える「ウェルネストイレ」は便座をセンサーとして様々な生体情報を収集します。便座は肌に直接ふれるうえに面積も広く、血流や心拍数などのデータを取得しやすいとのこと。利用者はいつも通りに座って用を足すだけで体内の状態をスキャンできる仕様です。
さらに便や尿の臭いのデータも集め、人工知能(AI)でデータを分析します。結果に応じてスマートフォンにお薦めの食事のレシピや運動などの情報を送り、食生活の改善などを促す構想を立てています。
家庭向けから販売
確かにトイレは個室になっていて、家の中で一番落ち着ける場所。
心拍数などは正確な数値を図る事ができそうです。TOTOは「ヘルスケアの分野でトイレの果たす役割が変わる」と話しています。