突然ですが、男の子を持つご両親に質問です。自分たちを何と呼ばせていますか?
Z世代への調査結果
株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』が、最新のZ世代調査として現役大学生を対象にした「Z世代の両親の呼び方」をテーマにした調査レポートを発表しました。
その結果、女子大学生と男子大学生の間で大きな差が出る結果に・・・。
女子大生では「パパ・ママ」派が半数以上に対し、男子大学生では「お父さん・お母さん」派が半数以上を占めており、男女で大きな差が出る結果となりました。
個人的に注目したのは、男子大学生でもおよそ3割が「パパ・ママ」と呼んでいること。実は、我が家の場合も、現在高校生の一人息子は家では「パパ・ママ」と呼んでいます。
男の子の「パパ・ママ」問題
小学生の時まではそこまで深く考えてなかったのですが、今となっては他人ごとではない問題です。男の子の両親の呼び方問題について私自身の体感ですが我が家も含め色んなタイプを見てきたので、参考までに書き記していきます。
■パパ・ママ派
我が家の場合ですが、なぜ「パパ・ママ」になったのか。それは単純に「お父さん・お母さん」よりも言いやすかったからです。これは子どもだけではなく、実は私たち周りの大人もそうだったんだと思います。発音だけを見てみると、音の数は半分以下でパパ・ママは同じ音が続くので、圧倒的に言い易いんですよね。それに、一生懸命「パパ・ママ」と言う息子が可愛すぎたので(親バカ)。
■お父さん・お母さん派
最初は「パパ・ママ」派だったけど、小学生や中学生に進学するタイミングで「お父さん・お母さん」と呼ばせるようにした人たちが多かったですね。やはり、人前で男の子が両親を「パパ・ママ」呼びするのに抵抗がある親世代の感覚なんでしょうね。あと、自分は「パパ・ママ」と呼ばれるのが恥ずかしいので「お父ちゃん・お母ちゃん」と小さい頃から呼ばせていたThe昭和なご家庭もありました。
■少数派・下の名前・ちちはは
これは私の友達の話なんですが、学生の頃一番仲の良かった女友達は、家族の間では両親を下の名前・しかも呼び捨てで呼んでました。これはたまたま家にお邪魔した時に判明し、それまでは彼女は家族以外には「お父さん・お母さん」や「父・母」と言っていたので、使い分けが上手だったのでしょう。
少数派としては他にも「ちち・はは」と呼ばせる両親もいましたね。
我が家の場合
息子が両親の呼び方を意識するようになったのは中学生になってからで、自然と男の子が「パパ・ママ」呼びするのが恥ずかしくなったようです。部活やスポーツクラブで家族ぐるみで集まったり遊んだりすることが多くなると、同級生の目を気にしてか「お父さん・お母さん」、更には先生などには「父・母」と呼ぶようになりました。なので、私たちも息子の名誉を守るためにも、また私たち自身も青年が「パパ・ママ」呼びするのはちょっと痛いなと感じるので、外では「お父さん・お母さん」と自分たちを呼ぶようにしています。
しかし、あくまで家の外でのことで、普段家族だけの場合はいまだに「パパ・ママ」です。少し気を抜くと、息子も私達も「パパ・ママ」と呼んでしまうことも・・・(笑)。
結論としては「パパ・ママ」と呼んでいても、本人がきちんと家族以外の人に向かって「お父さん・お母さん」や「父・母」と使い分けようとしているのならば、あまり気にしなくていいのかなと思います。
しかし、いつかは完全移行しないと本人のためにならないので、近いうちに「お父さん・お母さんに」シフトチェンジしようとは思っています。