【夏の甲子園】今年も飛び出した仙台育英・須江監督の名言『人生は敗者復活戦』

昨日決勝が行われた第105回全国高等学校野球選手権記念大会。昨年に続き史上7校目の2連覇を狙う宮城・仙台育英と、107年ぶり2度目の優勝を目指ざす神奈川・慶応との戦いは、2-8で慶応が優勝し高校球児たちの頂点に立ちました。

昨年優勝した際、仙台育英の須江航監督は『青春ってすごく密なので』という名言を優勝インタビューで残し、昨年asologyでも紹介しました。
※過去記事→【甲子園】仙台育英 須江航監督の優勝インタビューに涙腺崩壊

この言葉ですっかり須江監督のファンになった私は、決勝戦はどちらかというと仙台育英推しで、結果は残念でしたが、またも飛び出した須江監督の名言に心を撃ち抜かれました。
その名言がこちら↓

試合後のインタビューで、「最終日で勝つ喜びと、負ける悔しさ、両方味わえたので。人生は敗者復活戦だと思っている。もっとこうなってほしいなと思わないところまできたので、十分じゃないですかね」と語った須江監督。

実はこの言葉、須江監督の座右の銘だということで、「負けた時に人間の価値が出るから、グッドルーザー(負けても潔い敗者)であれ」と、宮城県大会の初戦前日に「負けた時に全力で相手に拍手をしてほしい」と選手たちに伝えていたとのこと。

その言葉通りに、須江監督はもちろん、選手たちも慶応の森林監督や選手の優勝インタビューもマウンドでしっかりと拍手を送っていました。

この言葉やグッドルーザーの姿にネットでも賞賛の嵐!
■皆さんは宮城県いや東北の誇りです
■堂々と胸を張って地元に帰って下さい!
■素晴らしい監督と選手に拍手!
■須江監督、かっこよすぎる!

2年連続で夏の甲子園の決勝戦に残ることがそもそも凄いことで、負けた直後にこの言葉が出てくるのは、いかに普段から野球というスポーツに真摯に向き合い、信念を貫き指導しているか、それに尽きると思います。

願わくば、また来年決勝の舞台で仙台育英の戦いを観たいと思っているのは私だけではないはずです。
仙台育英高校、準優勝おめでとうございます!
そして、慶応高校・優勝おめでとうございます!

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